トヨタ自動車は2018年9月5日、プリウス、プリウスPHV、C-HRハイブリッドについて、国土交通省へリコールの届け出を行った。3車種合計で約55万台が該当する。
目次
リコールの概要
エンジンルーム内の電気配線において、組付ばらつきの検討が不足していたため当該配線が保護カバーのない箇所で周辺部品と干渉しているものがあります。そのため走行時の振動により当該配線の被覆が損傷して、配線同士が短絡、発熱、焼損することがあり、最悪の場合車両火災に至る恐れがあります。
(トヨタHPより引用)
対象車種
車名 | 型式 | 生産期間 |
プリウス | ZVW50・ZVW51・ZVW55 | H27.10〜H30.5 |
プリウスPHV | ZVW52 | H28.8〜H30.5 |
C-HRハイブリッド | ZYX10 | H28.11〜H30.5 |
修理方法
当該エンジンワイヤーハーネスを点検し、被覆に損傷がないものは保護材の取付。
また芯線が見えるほど被覆が損傷している場合は、保護材を追加した新品への交換。
作業時間
保護材取付のみの場合は約20分。
新品への交換の場合は4時間から4時間40分。
まとめ
販売店へ聞いたところ、被覆が損傷するにはオフロード走行を長時間行なっているなど、過酷な使用状況でないとおこらないとの事。
通常の使用方法だと点検して保護材の取付で大丈夫との話でした。
何はともあれ、やはりリコールというのは事故につながりかねない故障や不具合に届け出るもの。
速やかに修理してもらった方が安心して車に乗れるというものだ。
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