目次
交通パトロールの頻度
小学校の単位PTAの役割として、登下校時のパトロールや交差点の見守り活動がある。
小学校によって違いがあるが、毎日のように交差点で当番の人が立っているところもあれば、月に1〜2度のところもある。
私がPTA会長をしている小学校では10日、20日、30日といった『ゼロの日』に交差点での見守り活動をしています。年度の初めや交通安全重点月間などの時には管轄の警察署の交通課長、市役所の担当者、教育委員会の担当者、地域の協議会メンバーなどの重鎮たちがこぞって参加する。
交通パトロール結団式挨拶
年度の初めには上記の各団体長や課長クラスが集まって結団式が行われる。
PTA会長はその時に挨拶を任されている。交通安全はもちろんのこと、地域の安全安心にも留意した挨拶を心がけなければならない。
結団式挨拶
おはようございます。私は○○小学校PTA会長の△△でございます。
本日は朝早くから結団式にお集まりいただきましてありがとうございます。
また、○○警察署の方々をはじめ、○○学区協議会の皆様、そのほかにもたくさんの皆様もお忙しい中、この○○小学校の交通パトロール結団式にご参加いたきましたことを重ねてお礼申し上げます。
さて、皆様には今日より一年間、この○○学区に通う児童が安全に小学校に通えるようお手伝いをお願いいたします。今年小学生になったばかりの一年生は特に気にかけてあげてください。朝の通勤時間帯の道路は危険がいっぱいです。上級生のお兄さんお姉さんの言うことをきちんと聞いて通学しているかを見守ってあげてください。もしも危ないなと感じたら、遠慮せずに子供たちに注意をしてあげてください。子供たちが安心安全に学校へと通えることが全ての保護者の願いでもあります。
全国では児童生徒が巻き込まれる悲しい事件事故が起こっております。このパトロールをすることによってそのような悲しい出来事が少しでも減らせることができればと願っております。
それでは、みなさん今日より一年間、何卒よろしくおねがいいたします。
交通パトロールにおける注意事項
PTAにおける交通当番は非常に賛否の分かれる行事でもあります。
PTAとは保護者と先生との関係を強めるための団体であるにもかかわらず、90%以上の行事を母親だけで行っているのが現状です。
しかも昔と違い、共働き世帯の増加に伴い朝の貴重な時間にパトロールに当てる時間がない家庭も多くなっている。
全員が公平に当番をこなすのが理想だが、必ずしも全員が朝の貴重な時間をパトロールにさくことは不可能である。
ある一定数はどうしても参加できないというのを始めから全員で共有しないことには不平不満が出てきてしまう。
対策として
理想を言えば父親も参加してのパトロールができればいいのかも。オヤジの会などがPTAとともに存在している学校も多いので、飲み会だけでなくパトロールにも参加してもらえれば問題は多少は解決するかもしれない。
しかしよく考えてみれば、パトロールや旗当番はいわゆる『啓発活動』のうちの一つであり、直接的にパトロールを減らすことには繋がっていないということだ。
どうしても全員参加という建前が先行してしまうが、いわゆる任意参加のボランティアとしての立場で運営していこう。
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