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八百富神社(やおとみ神社)
三河湾に浮かぶ竹島に鎮座する神社。竹島全体が天然記念物でもあり、八百富神社の境内でもある。
陸地からの距離は387mあり、昭和7年にはコンクリート製の橋が架けられた。大正時代までは舟でしか参拝に行くことができなかったが、今では歩いて島に渡ることができる。
愛知県蒲郡市竹島町3-15
八百富神社の御由緒
安徳天皇の時代の養和元年(1181年)の創建と伝わる。三河守に任じられていた藤原俊成卿が、未開の地であったこの地(竹谷、蒲形の庄)の開拓にあたった。その際に産業発展を願い琵琶湖の竹生島より市杵島姫命を勧請したのが由来である。
竹島について
竹島は総面積5,800坪、島の周囲620m、島の高さ24mという小規模の島である。
陸地からは387m離れているが現在は橋が架かっているので、往来は不自由なくすることができる。
島の自然環境は陸地とは大きく異なり草木が密生し、常緑樹が多く自生している。近くの陸地はクロマツが多く明らかに植物の群生状況が異なっている。
陸地からはさほど離れていない島で、陸地とは大きく異なる植物区系を擁している島は東海地方では他にない。これが天然記念物に指定されている所以である。
御朱印
御朱印は2種類いただくことができる。
駐車場
駐車場は橋を渡るところに有料駐車場がある。かなりの台数を収容することができる。平日は無料開放されている。
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