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AI自動運転によるメリット
自動運転が実現したら都心における違法駐車が激減すると予測される。自宅から都心の目的地まで自動運転にて送り届けてもらったら、自動運転技術を搭載したAIカーは一旦自宅の駐車場まで戻る。そして都心で用事が済む時間に合わせてAIカーが自動運転をしながら迎えに来るという未来が予測される。
さらに燃料電池やソーラーカーなどの次世代燃料電池車の普及が進めば、燃料代が実質的にほぼタダに近くなる。
そうなれば、都心に住む人などは駐車場などの保管場所を高い料金を支払って確保するよりも、一晩中無人運転をさせておいた方が安くなるという珍現象が起こる可能性が高い。
台北での観光バス事情
実は有人運転ではあるが台北での観光バスが同じようなシステムを導入している。
国土の狭い台湾での観光地では観光バスが止まるような駐車場が無いばかりか、路上駐車すらする場所がない。
なので、観光客が有名スポットを見学している間、周りをグルグルと走り回って見学が終わったと同時に歩道からピックアップしていくシステムが一般的となっている。
これは台北へ行ったことのある人なら覚えているだろう。ガイドの人も駐車場不足により全ての観光バスが採用していると説明していた。
日本で(もしくは世界の大都市で)AIによる自動運転が普及することとなれば、違法駐車問題が減ることとなるだろう。
AI自動運転技術による駐車場不足問題解決
海外では台北などの観光地や、日本でも浅草周辺などの観光地などは観光バスを駐車しておくスペースが足りていないので、運転手が周りをグルグルと走り回っている。
もちろんこれは有人運転によるものだ。
しかしAIによる無人自動運転技術が普及をすれば、AIカーだけが自宅の駐車場へと帰っていき、指定された時間に指定された場所まで迎えにきてくれるまるでタクシーやハイヤーのような使い方が想定される。
さらに都心部などの土地不足の地域ではAIカーだけが郊外の駐車場まで無人で走っていったり、短い時間帯ならば辺りをグルグルと回っていればよいので駐車場が要らなくなる可能性ということも起こりうる。
こち亀での予言
自動運転技術が徐々に現実のものとなりつつある。
それに伴い、法制化もすすめられてきている。
全くの無人運転は法令の整備により違法になりそうな感じである。手放し運転はもちろん居眠り、飲酒、テレビ視聴しながらの運転も禁止される見込みである。
現在の技術と、道路交通法の整備により『65秒以上の手放し運転を感知したら警告をする』というところで落ち着きそうだ。
こち亀でも無人運転やドローンなどの技術が何十年も前にマンガに描かれていた。そこでは無人運転中のクルマが飛び出してきた人を避けるために急ブレーキをかけ、車内にあったジュースがカーナビ機器にかかって故障をして、結果的に自動車が暴走をするというものであった。
このような予期せぬエラーを完全に回避するための技術や法令の整備にはまだ時間がかかる。
しかし、ある一定の範囲での自動運転技術はほぼ市販しても大丈夫なレベルとなってきている。
一部の専用道路などでいち早く解禁して技術やデータの蓄積により一層のレベルアップを重ねていってくれることを願うばかりである。
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