愛知県護国神社は御祭神に愛知県や国のために命を落とした殉職者を神霊として祀っている。
目次
愛知縣護國神社
鎮座地
愛知県名古屋市中区三の丸1丁目7番3号
鎮座地の変遷
- 明治2年 名古屋市昭和区川名山
- 大正7年 名古屋市北区名城公園(陸軍練兵場)
- 昭和10年 現在地へ
御祭神
- 護国の神霊(愛知県ゆかりの御英霊)
由緒
明治2年5月に尾張藩主徳川慶勝公が戊辰戦争で戦死した25人の藩士の霊を名古屋市昭和区川名山に祀り、『旌忠社』と称したのが始まり。
名前の変遷
『旌忠社』(明治2年)〈せいちゅうしゃ〉
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『招魂社』(明治8年)〈しょうこんしゃ〉
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『官祭招魂社』(明治34年)〈かんさいしょうこんしゃ〉
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『愛知縣護國神社』(昭和14年)〈あいちけんごこくじんしゃ〉
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『愛知神社』(昭和20年)〈あいちじんじゃ〉
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『愛知縣護國神社』(昭和30年)
護国神社とは?
国家のために殉難した人の霊を祀るための神社である。
かつては招魂社と呼ばれていたが昭和14年(1939年)に内務省からの通達『招魂社ヲ護國神社ト改称スルノ件』により全国にある招魂社が全て護国神社に改称した。
戦前は内務省管轄であったが、戦後はGHQの指導もあり独立した宗教法人となった。
愛知県護国神社の社格
戦前は県を代表する護国神社として指定された51社の『指定護国神社』のうちのひとつであった。
戦後は伊勢神宮を除く神社は全て対等な立場であるとのことであったが、指定護国神社と一部の規模の大きい神社は『別表神社』と呼ばれ神社の人事などの面で特別な扱いを受ける。
現在は愛知県出身者の御英霊を中心に9万3千柱余が祀られている。
みどころ
かつての名古屋城の敷地内にある。
ここら辺一帯は現在では官庁街となっているが、神社があることにより緑豊かな環境が保たれている。
アクセス
地下鉄『市役所駅』もしくは『丸の内駅』から徒歩10分程度で歩いてこれる。
また名古屋城や金シャチ横丁からも徒歩圏内となっている。
名古屋城観光のついでに参拝をするのもいいだろう。
近くには那古野神社や名古屋東照宮などもある。5分程度で歩いて行ける場所にある。
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駐車場スペース
参拝者用に数台ほど駐車場は用意されている。
公共交通機関もバス停や地下鉄など近くにあるので便利な場所である。
結婚式場としても
和装での結婚式が人気の護国神社。
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