スマートキーの電池が切れてしまって自動車が動かせない。でも大丈夫。電池切れでとエンジンはかかります。
目次
スマートキーの電池の寿命
昔のワイヤレスキーはドアロックのオンオフスイッチを押したときだけ電波が飛んだ。
なので電池も5年ぐらいはもっていた。
しかし今のスマートキーの電池は2年ほどしかもたない。
それは何故かというと、絶えず電波を発しているからだ。
絶えず電波を出す送信機の役割を持っていて、受信機である自動車側の電波と一致をした時にドアロックが解除(もしくは施錠)されるシステムである。
なので、昔のワイヤレスキーの半分以下の電池の寿命となる。
さらに言えばスペアキーとして使っていない方のスマートキーもほぼ同じ期間で電池が切れる。
使っていなくても電波は出続けるためである。
電池切れのスマートキーでのエンジンのかけ方
ドアロック解除の方法
まずはドアロックが解除されないので、ドアロックを開けよう。
ドアハンドルを握っても、キーの解錠ボタンを押してもドアロックが開かない。
そんなときはスマートキーに内蔵されているメカニカルキーで運転席ドアのキーシリンダーを回して鍵を開けよう。
スマートキーの小さなツマミを横にスライドさせながら、中のメカニカルキーを抜こう。
そのキーで鍵穴を回せばドアは開きます。
エンジンのかけ方
電池があればブレーキを踏んでスタートスイッチを押すだけでエンジンはかかる。
しかし電池が切れてしまっていると、キーを認識できないのでエンジンがかからない。
そんな時でもエンジンはかけることができます。
まずはブレーキを踏んで、電池の切れたスマートキーをエンジンスタートスイッチに近づけましょう。
そうするとスタートスイッチのランプが緑色に点灯して鍵を認識するはずです。(車種によってはメーター内にキーのマークが出ます)
そうなればあとはスタートスイッチを押すだけ。
それでもかからないときは
その1
ブレーキをもっと強く踏み込んでください。
ブレーキがキチンと踏み込まれてないとエンジンはかかりません。
その2
キーを裏表を反対に向けてスタートスイッチに近づけてみましょう。
キーの種類によっては裏表で認識に差が出るものもあります。
トヨタ車の場合はトヨタマークをスタートスイッチ側に向けると認識しやすいです。
その3
ハンドルロックがかかっていることがあるので、ハンドルを左右にガチャガチャ動かしながらスタートスイッチを押してみてください。
盗難防止アラームが鳴ってしまったら
純正セキュリティアラームなどはドアをメカニカルキーで開けたら車両ホーンが鳴ってしまう。
それを防ぐためにはドアを開けたら30秒以内にエンジンをかければセキュリティは作動しない。
車両ホーンが鳴ってしまっても落ち着いてエンジンをかけよう。
エンジンをかけることができればホーンも止まる。
エンジンがかかったら電池を交換しておこう
電池がなくてもエンジンをかけることは可能だがやはり不便だ。
なるべく早くスマートキーの電池交換をしよう。
やり方は簡単だ。
車種によってはドライバーの必要なものもあるが、ほとんどの車種は工具は要らない。
メカニカルキーを外したらそのメカニカルキーを隙間に差し込んで鍵本体をパカっと開けるだけだ。
そうすれば中にボタン電池が入っているのでそれを交換するだけだ。
ボタン電池の種類
CR○○○○と電池の品番が書いてあるので同じ電池をスーパーやコンビニなどで買って交換するだけだ。
家に置いてあるスペアキーも同じく電池切れをおこしていると思うので、電池は2つ買っておこう。
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