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笠寺観音
正式名称は天林山笠覆寺。平安時代に藤原兼平が通りかかった。そのときに観音像を笠で覆った娘を見初めて都に連れ帰り玉照姫と名付け妻としたことから縁結びのご利益がある。
荒子観音
正式名称は浄海山圓龍院観音寺。戦国武将前田利家の菩提寺としても知られる。全国にある円空仏5374体のうち4分の1以上にあたる1266体を所蔵する円空ゆかりの寺院。山門前は車での通行が難しいほど狭い道に面しているほどの歴史ある街並みである。
甚目寺観音
正式名称は鳳凰山甚目寺。愛知県あま市の甚目寺地区は非常に古い地域である。その甚目寺の名前の由来となった寺院が甚目寺観音である。山門では仁王像が迎えてくれ、境内には五重塔があり見どころは沢山ある。近くにきたら是非とも参拝に訪れてほしい。
愛知県あま市甚目寺東門前24
龍泉寺観音
正式名称は松洞山大行院龍泉寺。空海により熱田神宮八剣のうち三剣を埋納されたため熱田神宮の奥の院とされてきた。軍事的に重要な場所にあったので戦国時代は軍事拠点として龍泉寺城が築かれたりもした。明治39年に放火により焼失した時は焼け跡から慶長大判2枚小判98枚が見つかり、それを基金として再建されたというエピソードを持つ。
愛知県名古屋市守山区竜泉寺1-902
四観音と恵方
名古屋城を中心として恵方の方角にあることから恵方の観音様として昔から崇拝を集めている。
毎年節分の時期になると四寺とも節分会が行われるが、名古屋城からみて恵方に当たる年はその方角の寺では盛大に節分祭がとりおこなわれる。
節分祭のときの参拝客は数え切れないほど訪れる。
四寺とも駐車場があるが節分のときは公共交通機関で訪れたほうが無難ではないだろうか。
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