なかなかフルモデルチェンジのしないエスティマにかわり、現在エスティマ取扱販売店のトヨタ店とカローラ店にてアルファードとヴェルファイアの取り扱いを開始する情報が入ってきた。
目次
現在の取り扱い販売店
高級志向のアルファードはトヨペット店、スタイリッシュなデザインのヴェルファイアはネッツ店とこれまでも住み分けはできていた。
しかしここで、エスティマ、エスティマハイブリッドを廃止にして全トヨタチャネルでアルファードとヴェルファイアの取り扱いをする可能性が大きくなってきた。
高級志向アルファードはトヨペット店に加えトヨタ店でも、スポーティなヴェルファイアはネッツ店に加えカローラ店で取り扱う予定だ。
これまでもトヨタ店とトヨペット店、カローラ店とネッツ店は車種構成が似ていたので、アルファードとヴェルファイアの販売店の区分けはこのような形になるはずだ。
販売開始の時期は
モデルチェンジのタイミングではないので、あとは準備が整い次第といったところか。
今でも納期が3〜5ヶ月ほどかかっている状況の中、取扱販売店を増やすと更に納期が長期化すると予想される。
生産がひと段落つく販売店の決算セールの終わった2019年4月か、もしくは消費税増税後の販売が低迷する2019年10月以降の取り扱い開始ではないだろうか。
なぜこの2車種が選ばれたのか?
やはりエスティマの販売不振が大きい。
フルモデルチェンジ無しに13年も経過しているので、エスティマユーザーの次回の代替車種がなく他の販売店への流出が止まらないという。
トヨタ自動車としてもトヨタ店やカローラ店からトヨペット店、ネッツ店へと流れるならまだしも他メーカーへと流出してしまう数多くのユーザーのつなぎ留めに必死だ。
そこでトヨタ店・カローラ店にもエスティマ以外のラージサイズミニバンを置くことでユーザーの囲い込みにきている。
販売店の危機感は
トヨタ店とカローラ店にとってみたら、こんなにいいニュースはないはずだ。
しかし現在の取扱販売店であるトヨペット店とネッツ店にとったら危機感以外の何物でもないだろう。
これまではアルファードvsヴェルファイアだったのが、同じ車種同士の競合もあり得るのだからだ。
しかしユーザーにとってはいいニュースだろうと思う。
特にトヨタ店・カローラ店で車を購入していたユーザーにとってはやっとエスティマ以外のミニバンを次回購入予定のクルマの候補に入れることができるからだ。
トヨタ車を乗り継いでいる人は販売店を変えることなく同じ営業マンから買い続けるという人が多い。
そういった人たち、特にエスティマを乗っているユーザーからすれば朗報であろう。
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