結論から言うとほとんどが海外に輸出されていきます。ではどこの国に売れるのか?ヒントはあれですね。
人気車種となると部品を乾かしてキレイに直して国内で流通しているものもあります。
日本車は海外では絶大な人気を誇っている。新車はもちろんのこと、中古車でもメイドインジャパンブランドは高嶺の花だ。
日本国内では
- 10万キロ走行車
- 事故歴修復歴有り
- 冠水車水没車
こういったクルマはまず中古車として人気はありません。すなわち下取り価格も期待できるはずもありません。
しかし海外ではメイドインジャパンのクルマは手が出るほど欲しい。
海外ではかつてはロシアからの買付が非常に多かった。しかし数年前に中古車への関税がいきなり高くなり一気に下火に‥。
今はスリランカを中心とした東南アジア方面からバイヤーが多い。ヒントは右ハンドルと年式。しかも日本でいう登録年月ではなく製造年の確認がマスト。これは国によって関税が製造年が何年から何年までは安いというルールがあるので要注意。右ハンドルの国はこちらで確認→【左側通行・右ハンドルの話】諸説あり
その製造年がぴったり当てはまれば、事故車だろうが冠水車だろうが距離が伸びていようが関係なく高く売れる。
やはり冠水車は海外需要がキーになる。なので中古車としてオークションへの出品すれば高値で売却できる可能性が大。
オークションなどでも冠水車として表示して売られています。コンピュータ関係に不具合が無く、きちんと直してあれば問題なく走れます。
と言うことは、『水没してしまった‥。車両保険に入ってない‥』となったとしてもまだまだ商品としての価値はあるはずです。廃車にするなんてもったいない。
トヨタやニッサンやホンダのディーラー系列の中古車販売店では水没した車や大きな事故をした中古車はほとんど販売していない。
裏を返せば、そういった車を仕入れても処分するルートすら持っていないということ。下取りで水没車を引き取っても廃車するしかないということを意味している。
それならば近所の買取もしている中古車屋さんに持っていこう‥!
でも一般の中古車屋さんに買取を頼んでもなかなかいい値段では売れない。何故なら普通に店頭に並べて売れるまでにしようとすると、とてつもない手間と時間がかかるからだ。
そこで頼りになるのはこういった水没車や冠水車、または事故車の買取を専門にしている業者さんだ。専門の業者さんなら冠水車をキレイに直すノウハウを持っている。なるべく早く直して海外へと売却するか、国内で流通させるか。
冠水車は放っておくとドンドン臭いが車内に充満して臭くなる。エンジンがかからないほど水没した車はエンジン内部やコンピュータの基盤が錆びてきたら更に価値が落ちてしまうので、思い切って早く手放すのが得策だ。
そんな時に頼りになるのはここ↓↓↓↓
キレイな水道水で室内を濡らしただけでもホコリが臭いを発生させるのに、洪水などの場合は濁った泥水が車内に入りこむ。シートやフロアマットの臭いも大変なものだが、コンピュータやナビやオーディオが泥水に浸かったらと考えるだけでも車へのダメージは計り知れない。
いや、車だけではない。もっとダメージを受けるのはその車を大事にしていたオーナーだ。だからこそ愛着のある我が子のような愛車をスクラップや廃車にはしたくないのが人情というものだ。
次のユーザーに引き継いでまた誰かが愛着持って長く乗り続けてもらえるようにする事が車への恩返しというものだ。
地球の環境を守るためにもリサイクルできるものはして、長く使えるものは長く使うのが次の世代のためにもなる。
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