【12月導入予定!】名古屋城の「堀の鹿」絶滅危機を救う!京都市からの新メンバーと愛すべき親子の物語 






名古屋城の堀に暮らす鹿は、江戸時代から続く、この城の知られざる歴史と文化の象徴です。現在、堀には「もみじちゃん」と「やまむらちゃん」の親子、わずか2頭しか残っておらず、その存続が危ぶまれています。

しかし今、この歴史を未来へ繋ぐための具体的な計画が進行中です。この記事では、絶滅の危機を救う**「鹿の導入計画」の詳細な予定と、これまでの愛らしいエピソード**をご紹介します。

📅 鹿の歴史を繋ぐ!京都市からの導入計画

名古屋城の鹿の歴史を途絶えさせないため、名古屋市は京都市の抱える野生シカ問題と連携し、新たな鹿を受け入れる計画を具体化しています。この取り組みは、名古屋城の伝統を守るとともに、環境問題の解決にも貢献するものです。

導入計画の具体的なスケジュール(事実確認済み)

1. 保護・確保の目標:

• 受け入れの対象となるのは、京都市の宝が池公園周辺で増えすぎ、殺処分が予定されている野生のシカです。

• これらの鹿を保護するための調整を、2025年11月を目途に完了させることを目指しています。

2. 名古屋城への導入目標:

• 確保されたシカを、2025年12月を目途に、名古屋城の内堀に迎え入れることを目標としています。

この導入が実現すれば、堀の鹿の数は増え、江戸時代から続く名古屋城のユニークな伝統が守られることになります。名古屋市は、この目標達成に向けて最大限の努力を続けています。

新しい鹿の名前は?

現在、導入が予定されているシカたちの名前はまだ決まっていません。無事に名古屋城に迎え入れられた後、改めて市民からの公募などを通じて、新メンバーにふさわしい親しみやすい名前が付けられることになるでしょう。

❤️ 愛すべき親子の物語:「もみじちゃん」「やまむらちゃん」のエピソード

現在、堀で暮らす母娘、「もみじちゃん」と「やまむらちゃん」は、その愛らしい姿から城のアイドルとして親しまれてきました。

俳優にちなんだ名前の秘話

この2頭には、日本のサスペンスドラマなどで活躍する俳優、山村紅葉さんにちなんだ名前が付けられています。

• まず、足をケガしたことがきっかけで、母親の鹿に「紅葉」から取って**「もみじちゃん」**と名付けられました。

• その後、生まれた子鹿には、山村さんの「山村」から取って**「やまむらちゃん」**と名付けられました。

これは、職員の方々が鹿を識別し、愛情を込めて接するための工夫から生まれた、心温まるエピソードです。

堀での生活と職員の愛情

堀で暮らす鹿は、一見野生のようですが、職員の方々によって温かく見守られています。かつて「もみじちゃん」が足をケガした際には、職員が一丸となって手当や見守りを行い、無事に回復しました。

かつては最大60頭近くまで増えた堀の鹿ですが、現在は2頭。その姿を見つけることはより貴重になっています。この愛すべき歴史的な存在を守るために、今回の導入計画が急ピッチで進められているのです。

名古屋城では、11月中に本丸外エリアの無料化企画も実施中です。ぜひこの機会に名古屋城を訪れ、新しい仲間の導入を待つ「もみじちゃん」と「やまむらちゃん」の姿を探してみてください。


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トヨタディーラーで10年営業マンを経験。 その後、現職である保険代理店へと転職。 ディーラーにいたからこそわかるお得な買い方を伝授します! 最近は神社仏閣めぐりに毎週のように出かけ、御朱印集めにはまってます。