平成31年の干支は亥(イノシシ)だ。猪子石神明社は初詣の時期は大混雑だった。そろそろ混雑も収まってきたので御朱印をもらうなら今のうちがチャンス。また末社には耳のある蛇を祀った龍耳社がある。
目次
猪子石神明社
鎮座地
名古屋市名東区神月町602
御祭神
- 天照大御神
- 須佐之男命
- 菊理比売命
- 日本武尊命
- 豊受大神
- 大山祇命
由緒
平安時代の承和年間(834年頃)に創建されたと伝わる。
その後、鎌倉時代の花園天皇の時代(1308年頃)には猪子石字水汲坂に鎮座されていた。
御所より奥三河猿投山への御巡幸の途中、香流川の清流を汲んで休憩していた場所だと伝わっている。
江戸時代初期の後水尾天皇の時代(元和8年・1622年)に香流川の氾濫のため、現在地の猪子石字上八反田へ遷座された。
猪子石神明社の御利益
猪子石(いのこいし)の地名の由来となった神社が猪子石神明社の西500mのところにある。
猪の形をした大きな石が祀られている神社だ。
オスの猪の石が祀られているのが『猪子石神社』、メスの猪の石が祀られているのが『大石神社』だ。
猪の形の石がある地域だから昔から猪子石村と呼ばれていた。
猪子石神明社ではお詣りすると猪のように足腰が強くなるという言い伝えがある。
近くの神社には足を守る足王社という境内社を持つ白山宮もある。
足腰の怪我などで御利益を得たい人はそちらも参拝に行ってはどうだろうか?
龍耳社
猪子石神明社の境内には末社として龍耳社という耳に御利益のある社が建っている。
耳のあるヘビ
明治の初期、三河碧海郡(現在の愛知県碧南市)の弁天池にて珍しくも『耳のある蛇』が捕らえられた。当時も話題になったようで地方新聞「新愛知」第435号明治二十三年二月五日付には『碧海郡堤村本村の杉浦喜兵衛と云フ人は先達て同村大字堤で乾固まって八尺許の蛇を見つけよく見ると六、七分位の耳が付いてゐるので持ち帰ったので見物人がぞろぞろ』と掲載されている。 その後、守山区小幡の畑一左衛門という方がこれを『耳の祭神』のご神体としてお祀りをしていたが、畑氏の希望もあり昭和初期からはこの猪子石神明社の末社としてお祀りすることとなった。耳の健康や病気平癒を願う『耳の神様』として人々の信仰を集めています。
『耳のある蛇』を生け捕りにする様子を描いたもので明治初期に描かれたもの。
耳の病気に御利益がある
全国でも珍しい耳の病気の平癒祈願の御利益がある龍耳社。
先日、突発性難聴に見舞われたKinKi Kidsの堂本剛さんの平癒祈願に全国からジャニーズファンの皆さんが訪れているそう。
ファンの方の熱い思いが絵馬にも描かれている。
みどころ
平成31年の亥年の三が日は新元号への改元も重なり猪子石神明社の人出は凄いこととなった。
亥年に向けて記念の授与品もあったという。
猪子石の読み方は「いのこいし」だが、地元では猪子石の事を「いのこし」と呼んでいる。
駐車場スペース
神社東側に約10台分の駐車スペースがある。
平成31年の初詣には駐車スペースに入りきらないクルマが続出。公共交通機関を使った人のほうが正解だった。
公共交通機関を使うならば名古屋駅から引山行きのバスを利用して、引山バスターミナルで下車して徒歩5分ほどだ。
名古屋初詣ランキング
2019年名古屋近郊初詣ランキングに個人的に入った神社。
過去には羊神社、伊奴神社と干支に関わる神社が一気にメジャーになった例もある。
猪子石神明社も2019年は御利益が多く得られる神社であろう。
ランキングをまとめたのはこちらのページから。
あのですね
今となって
解ってるかもしれませんが
書き直した方がいいですよ
今
今年何年か解ってますよね
書き直した方がいいですよ
ご指摘ありがとうございました。
[…] 詳しくはこちら […]