フロアマット、サイドバイザー、ナンバーフレーム、ハーフシートカバー。昔はクルマを買ったら付いていた。
目次
店頭渡価格と車両本体価格の違い
店頭渡価格とは
かつては自動車を購入する時には店頭渡価格という金額であった。
これは自動車本体と付属品一式を抱き合わせにして販売するというものだ。
15年ほど前までは一般的な販売方式であった。
その付属品一式の中に上記4点の部品が含まれていた。
なので、年配の方などはマットもバイザーもタダで付いていると思われている方が多い。
しかし実際は価格に含まれているので、自分で支払っているのだ。
車両本体価格とは
自動車本体の価格そのものだ。
但し、現在では消費税込の価格を表示する義務があるので、消費税込の価格となっている。
フロアマットやサイドバイザーなどの付属品はもちろん別となっている。
付属品の装着割合の変化
このようにかつては100%近くの方が付属品4点をつけてクルマに乗っていた。
しかし現在では付属品は必要な物だけ必要な人が購入するものなので、装着率は下落している。
特にハーフシートカバーはほとんど目にかかることはない。
しかしフロアマットとサイドバイザー(ドアバイザー)は相変わらず装着率が高い。
そこで今回はサイドバイザーの装着率を調べてみた。
道行くクルマのサイドバイザーの装着率
フロアマットはクルマの中を覗き込まないとわからない。
そんな怪しい行動をしていたら通報されてしまうので、今回は調査はしない。
サイドバイザーはすれ違うクルマを見るだけで判別できる。
すれ違うクルマを300台調べてみた結果
ポルシェカイエン、アウディ2台、フォードエクスプローラー、フィアット、ベンツ、アルファロメオ、ゴルフティグワン、ボルボ
ハリアー2台、タンク、アルファ2台、ハイエース2台、センチュリー、ヴォクシー、ノア、エスティマ、RX、GS
ティアナ2台、フェアレディZ、マーチ2台、ノート、セレナ2台
マツダデミオ、ロードスター
ハイゼットカーゴ、タント、コペン
エブリーバン2台、ワゴンR
合計38台がサイドバイザーが未装着でした。
サイドバイザーの装着率は割合にして87.3%。
意外に装着率は低いなという印象。
サイドバイザー装着率について
ここでひとつ気になるところが。
非装着率の車種の中で輸入車が多い。
実は調べた300台のうち、輸入車でサイドバイザーを付けていたクルマはゼロだ。
装着率0%という結果であった。
それと実はレクサス車も付けているクルマを見ることができなかった。
しかしレクサス車は2台しか通らなかったので、参考程度にしかならない。
逆に100%付いていたのはクラウンだ。
7台ほど見たが全て付いていた。
保守的なクルマは付いていて、攻めているクルマは付いていない。そんな感じの印象だ。
輸入車とレクサスを除いた装着率
90.7%の装着率となった。
国産車は9割のクルマがサイドバイザーを取り付けているという結果となった。
実際にサイドバイザーはタバコを吸う人などは必須かもしれないがそれ以外の人には不必要なことが多い。
喫煙率が17%程度のこのご時世では、サイドバイザーの装着率ももっと下がっても不思議ではない。
しかし、必要かどうか考えずに今まで付いていたから、もしくはみんな付けているから、と不必要なのに付けているのかもしれませんね。
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