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航空法改正
飲酒運転といえばかつては自動車を飲酒後に運転する行為を指していた。しかし今では自転車さえも飲酒後に運転することを禁止されている。
ついにドローンも飲酒後に操縦することが禁止されることとなった。
確かにドローンの操縦ミスで人に当たったら大怪我をしたり、当たりどころが悪ければ命の危険すらある。
パイロットの二日酔いが原因?
少し前に新聞紙上を騒がせたニュースがあった。
パイロットが深酒をしすぎて翌朝のフライト時にアルコールが残っていたという出来事だ。
その時はガムを噛むなどしてアルコールの臭いを誤魔化していた。しかし複数のキャビンアテンダントや副操縦士からの聴き取りなどからパイロットが二日酔い状態であったことが発覚した。
幸い大事には至らなかったが何百人、何千人もの命を預かるパイロットの仕事柄、体調管理はしっかりとしないといけないことは当然である。
そこで今回政府は、アルコールの影響下にある場合の航空機の操縦に厳罰を設けるよう航空法改正を閣議決定をした。その航空法改正の中に何とドローンの操縦にも規制を設け、飲酒状態で操縦した場合は操縦者の自宅へと国が立ち入り検査できるよう法改正をすることとなった。
ドローンまでも?
昭和の時代には自動車の飲酒運転は今よりも多かったと聞いている。20年ほど前に福岡での痛ましい事故があり、その事故を教訓に飲酒運転への厳罰化が進み、今では飲酒運転は激減した。
その後、自転車までも飲酒運転を禁止されることとなり自転車の飲酒運転を摘発したというニュースを聞くようになった。
そして遂に、ドローンまでも飲酒運転(?)禁止が叫ばれるようになった。言われてみればドローン操縦こそ、アルコール摂取時の冷静な判断ができない状況で他人に怪我をさせてしまうリスクが非常に大きい。
規制するのが遅すぎるくらいかもしれない。
自家用飛行機の場合
航空各社は今では搭乗前のアルコールチェックを義務付けている。微量でもアルコールが検出されたら乗務を禁じている。
飲酒操縦は自家用小型飛行機などを操縦する個人にも厳罰が待っている。
今回の航空法改正により飲酒操縦は『1年以下の懲役又は30万円以下の罰金』から『3年以下の懲役又は50万円以下の罰金』へと引き上げられることとなっている。
飲酒したら絶対運転ダメ!
自動車だろうと自転車だろうと、さらにはドローンだろうと飲酒したら絶対に運転、操縦をしたらダメだ。
冷静な判断ができないばかりか、気が大きくなって重大な事故を引き起こす可能性が高い。取り返しのつかないこととなってからでは遅いのだ。
なのでドローンも含めて『飲酒運転はゼッタイにダメ!』
これは絶対に守ろう!
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