自動車を買い替えた時に古いスタッドレスタイヤのセットを、下取りするディーラーに引き取ってもらうことは多いですよね。
今時は何を捨てても処分料がかかる時代。当然、タイヤも処分するのに廃タイヤのリサイクル料がかかります。
自動車を買い替えたのならば、ディーラーの人にサービスで引き取ってもらうことも多いのでは?
しかしちょっと待ってください。いくら古いスタッドレスタイヤセットでも売れるのではないだろうか?
調べてみました。
目次
古いスタッドレスタイヤセット
どれくらい経つと古いスタッドレスタイヤと言えるのだろうか?
溝がバッチリ残っていてもスタッドレスタイヤは年式が重要。
中古品として再販できるのはせいぜい4シーズン目まで。それ以上古いとタイヤのゴムが硬くなって雪道でほとんど効果を発揮しない。
中古のスタッドレスタイヤを購入する人は気をつけましょう。
5シーズン目以降のスタッドレスタイヤはノーマルよりも少しマシというぐらいの感覚で運転しましょう。
なので、4シーズン目までの年式のスタッドレスタイヤセットを処分する人はタイヤ買取センターに持っていってみるのもいいですね。
5シーズン目以降のスタッドレスタイヤセットの処分は?
実はスタッドレスタイヤセットはどれだけ古くても売れるのです。
それはなぜか‥。
実はアルミホイールが需要があるのです。
もちろん、中古品とはいえメーカー純正品であったり、高級アルミホイールメーカー品であれば再販するという目的で買い取ってくれるでしょう。
しかし、スタッドレスタイヤにもともと付いているアルミホイールはどこのメーカーかわからないようなものばかり。
しかも庭の片隅に雨ざらしで置いてあったようなものもありますよね。
アルミホイールの価値
結局はアルミホイールの素材が高く売れるのです。
地域のボランティアでの廃品回収の中にアルミ缶回収などを手伝った経験のある人もいますよね。
どれだけアルミ缶を集めても両手で持ち上がらないほど集まることはないでしょう。
しかしアルミホイールは1本だけでも廃品回収で集まるアルミ缶以上の重さが集まります。
アルミホイール売却値段の相場は?
タイヤが付いていても付いていなくてもスタッドレスタイヤセットのアルミホイールは一本当たり1,000円〜1,500円ぐらいでは買い取ってもらえます。4本セットで4,000円〜6,000円ですね。
これを安いとみるか高いとみるか難しいところですが。
ですが、知らなかったら『タダで処分してもらえてラッキー』と思っていたでしょう。知っているからこそ処分してもらえてお金までもらえるのです。
タイヤのみの場合は
古いタイヤだけ持っている人は、処分料がかかることを覚悟してください。
一本当たり300円前後の処分料がかかります。
さらに、鉄ホイールも処分料がかかります。鉄は素材としては有り余っているので買取はしてくれないところがほとんど。
新品で購入するときは鉄ホイールでもアルミホイールでもスタッドレスタイヤとセットで購入するときは値段はそれほど変わらない。今回、鉄ホイールが付いている人は次回はアルミホイールセットを購入した方がお得ですね。
どこで売却できるの?
中古タイヤ専門店があれば、その店舗で買い取ってもらえるはずです。もしくは中古自動車パーツ店でも買い取ってもらえる可能性が大きいですね。
もし近くにそういう店舗がない場合は新品タイヤを取り扱っている個人経営店に相談してみましょう。中古タイヤや中古ホイールを売却できるルートを持っています。
海外需要も
すり減ったノーマルタイヤなども実は海外での需要も多い。
あまりにすり減りすぎて内部のワイヤーが見えているようなものはダメだが、溝が残っていれば海外では商品として流通している。
タイヤはパンクしてから交換するという国も世界には存在するからだ。
そういった国々へも中古タイヤは輸出されていく。
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