大雨、洪水、河川の氾濫などで運悪く自動車が水没してしまったら‥。また、水没しそうになっていたら‥。
目次
まずは、人命第一です。
お金を出して元どおりになるものはまずは放っておいて、ご自身やご家族、周りの方たちの命を守る行動をとることを優先して下さい。もし既に水没している途中で車から逃げ出す場合は、なるべくキーはつけたままエンジンは切って逃げて下さい。(その後の救出活動などで消防、警察の人達が活動しやすいように)
むやみに冠水した車のエンジンをかけない
室内に水が入ってきてしまった車はむやみにエンジンはかけないで下さい。最近主流のハイブリッド車は特に。
かなりの高圧電流が流れています。専門の業者、例えばJAFやレッカー業者に任せた方が安全です。
エンジンが浸かって動かせないのが明らかな場合は皆さん、専門業者を呼びますよね。ハイブリッド車の場合も出来る限りそうした方がいいと思います。
プリウスはリヤトランクの床下、アクアはリヤシートの真下と大きくて重いメインバッテリーは低い位置に設置されています。少しの洪水でも水につかる可能性が高いです。
車両保険に加入しているか確認
ご自身の安全が確保でき、生活が落ち着いてきたら自動車保険の証券を確認しましょう。車両保険に加入していればまず安心です。
一般(フルカバータイプ)でも車対車A(限定タイプ)でも損害は担保されます。ただひとつ気をつけていただきたいのは同じ水没でも『地震噴火に起因する津波』は補償されません。
なぜなら地震噴火に伴う津波は被害が広範囲にわたって、さらに甚大な被害が予想されるので保険会社が保険金を支払うことで潰れてしまうリスクが大きいからです。津波にはさらに地震津波特約をかけておけば50万円を限度に補償されます。
車両保険に加入していた人
冠水したランクによって補償される割合が決まります。
インパネ上部まで水没→概ね100%
ハンドルの真ん中辺りまで水没→概ね80%
ハンドルの下端まで水没→概ね50%
シートの座面の高さまで水没→概ね30%
床のフロアマットまで水没→概ね10%
過去にあった大規模な水害の時のパターンです。エンジンがちゃんと掛かるかなどによって損害額は大きく変わってきます。もちろんその他の損害規模や保険会社によって相違がありますので参考程度にして下さい。
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まず、どこのラインまで冠水したかが重要です。エンジンがかかるかどうかが重要です。
浸かった水がキレイな感じの水か泥水かにもよります。
むやみにはエンジンはかけない方がいいですね。まずは完全にエンジンルーム内を乾かして、できれば室内も乾いた状態の方がいいでしょう。
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エアクリーナー部分からエンジンルーム内部に水が浸入したらエンジンをかけたら壊れる可能性が高いです。いわゆるウォーターハンマー現象といい、何気筒かある内のひとつ(もしくはそれ以上)が他のピストンの動きに連動して動き、空気とは違って圧縮できない水が壁のようになってシリンダー内部の部品を押し曲げたりして壊してしまう現象です。
そうなると完全にアウトです。
エンジンかからない。室内もドロドロ。そうなったら廃車にするしかありません、残念ですが‥。
でもちょっと待って!
そういう時でも力になるのがインターネット!そういった車でも買い取ってくれるお店を見つけれる。更に動かない車、いわゆる不動車なんかも引き取りに来てくれる。例えばココとか↓↓↓↓
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