メルカリでは色んな物が売っている。というか、売れているといった方が正しいかもしれない。こんなもの売れるの?と思っていたけど売れているようだ。
目次
松ぼっくりを買うまで
公園に行けばタダで拾える松ぼっくりをお金を出してまで買う人なんていないだろうと思っていた。
松ぼっくりが売れるなら公園で拾って売りまくれば大金持ちになれる!?
でも買うにはそれなりの理由があることがわかった。
松ぼっくり
知り合いから『松ぼっくりが落ちている公園を知らないか?』とLINEがきた。
どうやら子どもの作品展の準備で必要となったようだ。
松ぼっくりがどんな季節に落ちているのかを調べてみると、11月がメインではあるが基本的には一年中ポトリと落ちることがわかった。
松の木があるような大きな公園に行けば手に入るはずだが、普段なかなか公園に行かないような人だといっぱい落ちているポイントがわからない。
そういった人たちがメルカリで手っ取り早く手に入れようとするのだろう。
ほかの用途を考えながらメルカリを見ていたらクリスマスリース用に販売している人が多かった。
年末にかけてオリジナルのクリスマスリースを子どもたちと手作りをして自宅に飾る。
そういった楽しみのためにメルカリで材料を仕入れる。
雑貨屋などでも販売しているがメルカリの方が安くて量の多い松ぼっくりがたくさん販売している。
セミの抜け殻
夏の公園に行けばいくらでも拾えるセミの抜け殻がメルカリで売っているのを見かけたときは何でこんなものを買うのだろう?と思った。
タダで拾った物が売れるなんて錬金術のような話だと思っていたけど、買うには理由がある。
セミの抜け殻は夏休みの間は公園だけでなく、オフィス街などでもよく見かける。セミの鳴き声がするところには抜け殻も必ずある。
しかし冬が近づく頃には公園からセミの抜け殻は姿を消す。とても軽くてもろいので、台風のような強い風が吹いたら粉々になって吹き飛んでいく。
なので、冬になり何かのインテリアでセミの抜け殻を使ったアクセサリーなどを考えたときにメルカリなどで探すこととなる。
ドングリ
ドングリもアクセサリー作りや子どもの工作なとで必要となる素材の代表だ。
昔はよく爪楊枝をさしてコマを作ったり、人形のようなものを作ったりしたものだ。
これも公園に行けばタダで手に入るが、大人が仕事の終わった夜遅くに公園でドングリを一人で拾っている姿はとてもシュールだ。
また、アクセサリー作りなどで大量に必要になる人も多いだろう。
貝がら・石ころ
海で拾える貝がら。こちらも海にさえ行けばタダ。
とてもキレイな貝がらは海の近くのおみやげ屋などでも昔から売っていた。
しかしメルカリで調べてみたら、同じ種類の貝がらを大量にまとめて出品している。
同じ貝がらを大量に必要とするという需要を上手く掴んでいる。これなら欲しいと思う人が多いはずだ。
石ころなどもキレイな石ころは海岸でも公園でもどこでも手に入る。
しかしそれが1つではなくまとめてあれば、ただの石ころではなくアートに見えてくるから不思議だ。
まとめ
公園に行けばどれも無料で手に入るものばかりだ。
しかし昔と違い雑木林が減って宅地化され、大きな木は公園にしか生えていない。
しかも比較的大きな公園ではないとまとまった数が手に入らない。
そこで、大量に手に入る環境にいる人がメルカリに出品をしているのだろう。
また、集めたものを何ヶ月も保管してから公園で拾えなくなる季節を狙ってメルカリに出品をするという手間をかけている人も多いだろう。
やはり、メルカリで販売している人は自分で欲しいと思って一度は検索をかけてみた経験があるのだろう。
買う人がいるなら売れるはずだ。ならば、売ってみようと。
タダで手に入るものでも大量に必要だったり、すぐ近くで手に入らなかったり、今の季節に手に入りにくいものであったり。
そういったものがメルカリを代表とするオークションサイトなどで販売されている。
欲しい人がいるから売れる。お互いwin-winとなる関係性なので、非常に素晴らしいと思う。一度購入した人はこういったものが売れるのかと、次は販売する側にまわることもあるだろう。
こういった需要があるとは一昔前には考えもしなかった。
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