トヨタ自動車から発売されているスペイドとポルテのフルモデルチェンジ情報は?2012年に現行型が出てから丸6年が経過した。
目次
全長399センチのコンパクトミニバン。
運転席側は通常の前後2枚ドアだが、助手席側は大きなパワースライドドアが1枚の特徴的な左右非対称デザイン。
左側のスライドドアが大きく開くので子育てファミリー層と高齢者世帯にスポット的な人気がある。
出だしは好調だったが、その後にシエンタのフルモデルチェンジ、ルーミー、タンクのデビューなどトヨタ内にライバルが頻発。
今や月間販売台数が1,000台を切るなど苦しい状況である。
ひとつは先代モデルのポルテにある。
初代ポルテは運転席側が運転席のみしかなく、後席の乗り降りは助手席側パワースライドドアからしか出来なかった。
いわゆる2ドア車扱いで不人気だった。
そこで前後ドア付きのフルモデルチェンジを行ない、スポーティな外観のスペイドを追加するなどした。
しかし一度ついたイメージを払拭できずに今日に至る。
左右非対称なデザインも売れ行きの伸びない要因となっている。
そんな売れ行きとは逆に、ユーザーの満足度は高い。
前述したが、子育てファミリーと高齢者世帯にはバツグンの人気だ。
特に、保育園への送り迎えでの使用は使い勝手がいい。
短い全長に大きく開くスライドドア、そして狭い駐車場でもドライバーが助手席スライドドア側からでも乗り降りが可能。
後席シートを後方にタンブルすれば、室内にベビーカーや子供用自転車も積載できる。
また、たまに家族で遠出をするときも1500ccのエンジンが高速道路でも快適に走ってくれる。
高齢者世帯にも大きく開くスライドドアと適度な高さのシートと低い床が乗り降りをしやすくしてくれている。
また、軽自動車よりもひと回り大きなボディなので事故のときも安心できる。
もちろんトヨタセーフティセンスなどの安全機能も付いている。
こんなに使い勝手がよく満足度の高いクルマだが、オークションでの落札相場はやはり低い。
ハイブリッド車が全盛のこの時代にガソリンモデルしかないというのも理由のひとつかもしれない。
だが、中古車として選ぶならば本当にオススメのクルマだ。
免許証をとりたての若者から、子育てファミリー、はたまた高齢者世帯にとって新車で自動車を購入するのは厳しいかもしれない。
スペイドとポルテならば4〜5年落ちの低走行車が100万円以下で手に入る。
中には3年落ちでもそれくらいの金額で店頭に並んでいる中古車もある。
発売からそろそろ7年を迎えるポルテ、スペイド。
フルモデルチェンジの噂が聞こえてきてもいい頃だろう。
2019年にはフルモデルチェンジするだろう。
シエンタが2018年にマイナーチェンジをして、ルーミー、タンクが2019年にマイナーチェンジを控えている。
2019年のコンパクトスライドドア車の新型の目玉はポルテ、スペイドに間違いない。
エンジンルームの広さはハイブリッド化には問題がない。
あとはメインバッテリーの置き場だが、後席シート下のスペースに工夫すれば搭載できるだろう。
アクアに搭載されている1.5リッターハイブリッドエンジンが予想される。
スライドドアもノアやヴォクシーのようにスイッチで開閉できるようになると予想される。
ドアロックのスイッチとスライドドアの開閉スイッチがつくので、ドアノブの形状が従来のモデルから大きく変わる。
現状ではまだまだ何も情報が出ていないが何か情報が出てきたら追記していこうと思っている。
2019年8月に改良の情報が入ってきている。
今回はフルモデルチェンジということはなく、マイナーチェンジのようだ。
インテリジェントクリアランスソナー(ICS)のメーカーオプション設定とToyota Safety Senseの歩行者検知機能の追加、ボディカラーの大幅な入れ替えが主な改良点ではないだろうか。