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※画像はトヨタ自動車ホームページより引用
従来型のカローラフィールダーとは次元の違う走りが期待できる。
フルモデルチェンジ前のカローラフィールダーからの大きな違いはエンジン排気量だ。旧型の1.5Lエンジンに比べ新型カローラツーリングは1.8Lエンジンを搭載する。
2リッターガソリンエンジンもラインナップされるという情報もある。ひょっとしたらスポーティーグレードやかつてのGT-Fourのようなラリー仕様が追加されるのかもしれない。
グレード | 1.8Lガソリン | 1.2Lガソリンターボ | 1.8Lハイブリッド | 1.8LハイブリッドE-FOUR |
WxB | ◯ | ◯iMT | ◯ | ◯ |
S | ◯ | × | ◯ | ◯ |
G-X | ◯ | × | ◯ | ◯ |
新型ツーリング | 旧型フィールダー | |
全長 | 4,650mm | 4,400mm |
全幅 | 1,790mm | 1,695mm |
全高 | 1,460mm | 1,475mm |
最小回転半径 | 5.0m | 4,9m |
※海外仕様車諸元
全長+250mm全幅+95mmとかなり大型化しているが最小回転半径はほとんど変わっていない。相変わらずの小回りの効く取り回しが可能という事がわかる。
WxB3色、SとG-Xは7色の設定となっている。
旧型にもあったオプションの合成皮革ホワイトシートは新型カローラツーリングにも設定される見込みである。通常のクルマだとブラックかグレーの内装が多い中、レクサス車のようにホワイトシートの設定があるのは嬉しいところだ。
旧型同様にゴルフバックは4セット搭載可能となっている。しかし気になるデータがある。荷室のサイズが旧型より若干ながら狭くなっているというものだ。ボディサイズは拡大しているが荷室容量は減少している模様。
カローラスポーツやクラウンでも好評を得ている新世代のトヨタセーフティセンスは走行中に道路標識を読み取りスピードを警告したり進入禁止道路への逆走などを警告してくれる。
旧来のセーフティセンスとの違いは歩行者や自転車への衝突回避にも対応している点である。
対応速度 | 減速幅 | |
対車両 | 10km/h〜 | ▲50km/h |
対歩行者(昼夜) | 10〜80km/h | ▲40km/h |
対自転車(昼) | 10〜80km/h | ▲40km/h |
高齢ドライバーによるアクセルブレーキ踏み間違いによる事故が多発している。インテリジェントクリアランスソナー(ICS)により事故が起きにくくなってはいるが、事故を起こしてしまった後にパニックになってさらにアクセルを踏み続けたまま前進と後退を間違えて更に大惨事になることがある。
ドライブスタートコントロールという機能は例えば後退時に衝突して慌てたドライバーがアクセルを踏み込んだままシフトレバーを「R」から「D」へ変更した際に、表示で注意を促すとともにエンジン出力を抑える。
この機能によりパニックになってしまったドライバーが落ち着くまでの間の二次災害を防ぐことが可能となっている。
今回の新型カローラ、新型カローラツーリングから新設定されたのがディスプレイオーディオ(DA)だ。
2006年に発売されたカローラアクシオにも当時としては最先端であったディスプレイとバックカメラを標準装備としたことがあった。その後、後方を映すバックモニターは爆発的に普及をしていった。今回のディスプレイオーディオもバックカメラが標準装備されていて死角をなくし事故を減らすことに貢献している。
ナビゲーション | × |
スマホ連携スマートデバイスリンク | ◯ |
スマホ連携iOS | △ |
スマホ連携Android | △ |
フルセグテレビ | △ |
CD・DVD・SD | × |
Bluetooth | ◯ |
AM・FMラジオ | ◯ |
USB入力(動画・音楽) | ◯ |
今回のディスプレイオーディオはナビ機能は付属していない。オプションでスマホ連携をしてアプリからナビ機能をインストールする必要がある。
自動車のナビゲーションの情報よりもGoogleマップなどを頻繁に使う若年層には受けそうな機能だ。
従来のディスプレイ付きナビゲーションは取付が不可能だが、ディスプレイオーディオにT-connectナビ機能のみの後付は可能となるようだ。価格などは未定だがディスプレイは車両に標準装備なのでナビの取り付けも安価に出来そうな感じだ。
そんなに大きいクルマだと運転できないよ〜