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日本各地にまだまだ残る問屋街。名古屋では西区にある新道商店街が有名だ。近くの円頓寺商店街も一時はさびれたシャッター街となっていたが、見事復活を遂げた。
新道(しんみち)では駄菓子や花火などの問屋が建ち並んでいる。名古屋では嫁入りの際にお菓子をまく嫁入り菓子という風習がある。その嫁入り菓子も問屋さんで売っている。
名古屋で昔から行われている風習で、嫁入りのために実家を出た直後に残った家族が二階の窓や屋根の上から駄菓子を近所の人にまくというものです。
最近はあまり行われなくなりましたが、30年ぐらい前までは当たり前に近所で見かけた光景でした。
子どもたちがお菓子目当てに集まったものでした。
花火も安くて小売してくれるので、近所の中学生や高校生なども夏になると買いに来る。
もちろん大人たちも花火を大量に大人買いしているのをよく見かける。
種類も豊富に揃えてあり、あらゆる花火が売っているので夏のバーベキューや旅行の前には立ち寄ってみるのもひとつの楽しみではないだろうか。
お店によっては平日のみの営業であったり、夕方17時ぐらいに閉店してしまったりするところも多いので注意が必要です。
夏祭りで屋台で売っているお面や、さらにはスーパーボールすくいや金魚すくいのポイも売っている。
夜祭りで人気のキラキラ光るオモチャも売っている。
ただ、こういった季節の商品は10個、20個などの単位でまとめ売りしているのでいっぱい買わなければならないことも。
屋台で買えばひとつ400〜500円するものも50〜100円ぐらいという破格の安さで売っているので、まとめて買っても楽しめる。
お菓子やオモチャだけでなく、五月人形や雛人形を取り扱っている商店もある。何十万円もするような高額な商品も売っている。もちろん問屋なので、一般の小売価格よりもかなりお値打ちな価格設定での販売となっている。
20年ぐらい前までは今よりも店舗の数も倍以上あり仕入れに来る小売店の人の車が各商店の前にギッシリと停まっていた。一時期、どんどん店が減っていっていたが最近ではインターネットでの通販を活用する商店も出てきて特色ある営業をしている商店が出てきた。
最近では小売にも力を入れている商店が多くなってきた。普通のお店で買うよりもかなり安く買うことができるという魅力がある反面、購入できる最低ロット数が多い商品もかなりの数が存在する。大量に大人買いをするという楽しみでもあるのでそれはそれでメリットにもなり得る。