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日本三大七夕祭りで有名な愛知県一宮市にある古社。創建は初代の神武天皇の時代と伝えられている。愛知県には熱田神宮という三種の神器のひとつ草薙剣が祀られている神社があるが神社の格でいうとここ真清田神社が尾張国一の宮である。
愛知県一宮市真清田1-2-1
尾張国には一の宮が二社存在する。真清田神社と大神神社(おおみわじんじゃ)は対になって共に一の宮となったとの説があり、大神神社も全国一の宮会に属している。参拝客の数や境内の大きさなどは真清田神社の方が上だが、御朱印の入手の難しさでは大神神社に軍配があがる。宮司は常駐しておらず大神社(おおじんじゃ)と兼務している。前日までに宮司宅へ連絡をしてから自宅へ訪問すれば御朱印をいただくことができる。宮司宅の連絡先は大神神社社務所に貼り出してある。
愛知県一宮市花池2-15-28
アマテラスの孫のニニギ降臨の際に道案内をかってでたのが猿田彦である。三重県の椿大神社なども猨田彦を主祭神として祀っていて旅人の神、道の神として崇拝を集めている。ここ一宮の猿田彦神社は昭和60年の創建と歴史は浅いが、御朱印を待っている間にお茶を出してくれるなど他の神社にはないようなアットホームなサービスが受けられるのが特徴である。
愛知県一宮市奥町風田67-1
木曽川の氾濫を鎮めるために木曽川堤防上に1300年前に創建された歴史ある神社。ていじ神社と読むがつつみはり神社とも呼ばれる。木曽川堤防改築に携わった際に豊臣秀吉から五三の桐透かしの鉤灯籠の寄進を受けている。その後も歴代の尾張藩主や高須藩主から庇護を受けていた。
愛知県一宮市小信中島宮浦780-1
正式名称は尾張大国霊神社、通称国府宮(こうのみや)と呼ばれている。毎年2月に日本三大奇祭である国府宮はだか祭(儺追神事)が行われる。神男に触れると厄が落ちるということで何千人もの裸の男たちが神男に触れようと揉みくちゃになるという危険な祭だ。毎年ケガ人は数知れず、死者も出るほどだ。