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大人気コンパクトハイブリッドモデルのアクアが2019年夏真っ盛りの7月1日に改良型を発表する予定だ。
今回の改良では快適装備の充実がメインとなるために外装の大幅な変更はないという。
もし旧モデルの在庫が残っているのであれば値引きなども期待できるのでおススメともいえる。
今回の改良の主な変更点
以上のような変更が予定されている。
法人需要の多いアクアに新たなグレードが追加される。今までLグレードがエントリーモデルとして法人モデルの中心を担ってきていたが、リヤ席にパワーウィンドウが無いなど不満の声もあった。更に昨今の安全サポート車の人気もあり、自動ブレーキパッケージを標準装備化したグレードとなっている。
Sグレードとの主な違い
以上のような装備となっている。安全機能を充実させているので、法人需要だけでなく高齢ドライバーの需要も取り込みそうな仕様となっている。
トヨタは通常、フルモデルチェンジから2〜3年後にマイナーチェンジを行い次回フルモデルチェンジまでそのまま販売を続けるパターンが多かった。マツダやスバルなどはイヤーモデル制を採用していて改良型を頻繁に出している。
トヨタも最近は改良型を頻繁に発表することが増えてきている。マイナーチェンジとフルモデルチェンジとの間に改良型を出すことが多くなってきている。
今回の改良のあとにはフルモデルチェンジが控えている。フルモデルチェンジの時期は2019年12月ではないかといわれている。
かつては4〜5年でフルモデルチェンジというサイクルが当たり前だったが、今では7〜10年は同じモデルを販売するのがスタンダードとなってきている。
アクアといえばプリウスの小型バージョンとして全世界でも販売している。
世界戦略車として北米中心に販売が好調なクルマは1,700mm以下という日本でいう5ナンバー枠という制約を受けることなく大型化していっている。
カローラアクシオやカローラフィールダーも2019年のモデルチェンジで3ナンバー化している。
アクアも2019年のフルモデルチェンジで3ナンバー化する可能性がある。
3ナンバー化のメリットは世界的に見れば台数が稼げるのでコストダウンには繋がる。しかし狭い日本の道路事情を考えるとデメリットの方が大きいのではないだろうか。
ネッツ店で販売していたist(イスト)は5ナンバーで好調に売れ行きを伸ばしていたがフルモデルチェンジで3ナンバーとなって一気に失速していったクルマの代表ではないか。
他にもイプサムもかつてはノアを凌ぐほどの売れ行きを見せていたが3ナンバーとなってノア・ヴォクシーに差をつけられてしまい、最終的にはモデル廃止となってしまった。
アクアも3ナンバーとなって失速しないことを願うばかりだ。