2018年の車名別国内新車販売台数を日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2019年1月10日に発表した。
2018年車名別国内新車販売
順位 | 車名 | 台数 | 増減 |
1 |
N-BOX | 241,870 | 10.7 |
2 |
スペーシア | 152,104 | 45.2 |
3 | デイズ | 141,495 | 2.9 |
4 | タント | 136,558 | -3.4 |
5 |
ノート | 136,324 | -1.9 |
6 | ムーヴ | 135,896 | -3.9 |
7 | アクア | 126,561 | -3.8 |
8 | プリウス | 115,462 | -28.2 |
9 | ワゴンR | 108,013 | -5.8 |
10 | ミラ | 107,283 | 12.0 |
目次
かつてはカローラ、クラウン、プリウス、フィットなどがランキング上位の常連であった。しかし2018年後半にフルモデルチェンジをしたクラウンとカローラスポーツを新規導入したカローラを除いてモデル末期の感は否めない。
そんな中でやはり強いのは軽自動車勢である。
ハイト軽ワゴンの人気により、軽自動車イコール小さくて狭い、というのは全くといっていいほど当てはまらなくなった。
1,500ccクラスのコンパクトカーよりもハイト軽ワゴンの方が室内空間は広々としているほどだ。
年間の自動車税や車検整備費用、自動車保険など普通車に比べてあらゆる費用が安く抑えることができるため、軽自動車人気はとどまるところを知らない。
費用面では普通車に比べて圧倒的に有利な軽自動車だが、安全面ではどうしても見劣りしてしまう。
軽自動車枠という大きさの制限があるためクラッシャブルゾーンがどうしても狭くなってしまい安全面では不利となる。
その代わりに軽自動車は衝突回避支援システム、いわゆる自動ブレーキが普通車よりも早くから普及してきた。ぶつかりにくいクルマにすることで事故自体の発生率を抑える方向へと舵を切ったわけだ。
そんな中、ホンダのN-BOXが2年連続して国内新車販売台数の首位を獲得している。小さくて広くて維持費が安いというメリットの他に、使い勝手の良さにプラスしてスタイルが抜群なのでナンバーワンを獲得するのも頷ける。