【1日自動車保険を大手3損保比較してみました】1日保険解説・親の車を借りてドライブしたり、友達に車を貸したりした時の自動車保険をその日だけ加入したい場合に便利

親の車を借りてドライブに行きたいけど、自動車保険の年齢条件が対象外だったり、みんなでドライブ中に友達の車の運転を代わってあげたいけど家族限定がついているみたいで保険がきかないなんて事ありますよね?

実家に帰省したときなどに親の車を借りて運転したりすることや、ドライブ中に友達の車の運転を代わってあげたりすることってありますよね。

それって事故したときに保険はおりるのか知っていて運転していますか?

1日しか運転しないからまぁいいかと思って無保険の状態で運転していませんか?

ちょっとだけ運転を代わるだけだから事故なんか起こさないだろうと思っていませんか?

交通事故はほんのちょっと油断しただけでもおこります。自分が安全運転していても向こうが脇道から飛び出してくるかもしれません。

こちらも動いていれば過失はある程度出てしまいます。そんなときに無保険の状態だったら!?

多額の賠償金を自己負担しなければならなくなります。

そんな時にオススメなのが『1日保険』です。

目次

1日保険の取り扱い損保

東京海上日動火災 三井住友海上火災保険 あいおいニッセイ同和損保
ちょいのり保険 1DAY保険 ワンデーサポーター

ご覧のとおり1日保険に加入できる保険会社は2018年現在『東京海上日動火災保険(ちょいのり保険)』『三井住友海上火災保険(1DAY保険)』『あいおいニッセイ同和損保(ワンデーサポーター)』の大手3損保となっています。

docomoや楽天で加入できる1日自動車保険は東京海上のちょいのり保険となります。

三井住友海上火災保険の1DAY保険はセブンイレブンでも加入できます。

それぞれの1日保険に共通なのは『1日500円から加入できる』『スマホがあれば加入できる』『今からすぐに加入できる』という点です。

スマホを使いこなす若者を中心に1日保険のニーズは高まってきています。

自賠責保険と任意保険の違い

そもそも1日保険とはどんな保険なのだろうか?

クルマには自賠責保険という保険がかかっているって聞くけど、それとは違うものなの?

そういう疑問があると思います。

違いを説明してみます。

自賠責保険とは

  • 全ての自動車に法律によって加入が義務付けされている保険
  • 自動車を新たに登録する時(ナンバーを取得する時など)や車検を通すときに必ず加入する。
  • 自賠責保険が切れている自動車は公道を運行することができない。(免停処分となる)
  • 補償範囲は被害者の救済のため(ケガの補償や死亡した場合の賠償金など)
  • 支払い限度額が決まっている。(死亡の場合3,000万円・ケガの場合120万円・後遺障害の場合75万円〜4,000万円)
  • どこの保険会社で加入しても料金や補償範囲は同じ。

任意保険(いわゆる自動車保険)とは

  • 個人の自由意志で加入するかどうかを決める保険。加入していなくても罰則はない。
  • 自賠責保険で超過してしまった賠償分を補償してくれる保険。
  • 補償金額を『無制限』に設定することができるので自己負担する分が大幅に減額される、もしくは自己負担分がゼロになる。
  • 自賠責保険とは違い相手のケガだけでなく、相手の自動車や自分の自動車の損害、自分のケガの補償、休業損害や精神的な損害などあらゆる損害をカバーしてくれる。
  • 他にも色々な特約を付帯することができるのでさまざまなリスクから身を守ることができる。

1日保険の補償範囲

1日保険は任意保険の範囲となる。

相手のケガや車の損害などに加え、自分の車の損害もカバーするタイプも存在する。

任意保険なので保険会社により補償範囲や保険料は異なる。

1日保険に加入できない場合も

自分名義の自動車には加入できないという決まりがあります。

自分名義の自動車は年間契約の通常の自動車保険に加入するしかありません。

それぞれの商品別の詳細

商品名 ちょいのり保険 1DAY保険 ワンデーサポーター
保険会社 東海 三井 あいおい
補償期間 24時間 24時間 24時間
保険料車両無 500円 500円 500円
保険料車両付 1500円 1500円 1500円
対人賠償
対物賠償
自損事故傷害
搭乗者傷害
ロードサービス費用
スマホ加入 ○ガラケー対応
コンビニ申込

車両保険は300万円まで補償されますが免責金額が15万円設定されます。

免責金額とは自己負担額のことです。

例えば50万円の修理代がかかるとしたら15万円は自己負担で残りの35万円が保険会社から支払われるということです。

1日保険には割引があるのか?

通常の自動車保険は1年間無事故なら翌年の保険料が割引になる等級というものがあります。

1日保険には無事故割引はありません。

しかし無事故を続けていれば通常の自動車保険に加入する際に割引金額で加入する事ができます。

なので、まずは1日保険で練習を重ねてから自分の自動車を購入するという手もあります。

加入方法は

基本的にはスマホとクレジットカードさえあればすぐに手続きをする事ができます。

保険会社のサイトにアクセスすればQRコードが載っているのでそれを読み込むだけで、後は案内に従って進んでいけばいいです。

とても簡単に手続きすることができますよ。

無保険は絶対にダメ!

昔はたまにしか乗らなくても年間の保険料を支払わなければならなかった。

お正月やお盆休みに帰省してきても保険会社や保険代理店が休みなので年齢条件の変更ができなくて自動車を運転できなかった。

今はスマホで簡単に手続きできるので、自動車に乗るときは忘れずに手続きしよう。

もし無保険で事故を起こしてしまったら自分の貯金では払いきれない賠償金が発生する。

家族にも迷惑がかかるし、支払い能力がなくても裁判を起こされて請求される。

1日保険に加入しておけば、そういったリスクが最小限に抑えられる。

是非とも自動車に乗るときは1日保険を忘れずに手続きしよう。

kinsyachi

トヨタディーラーで10年営業マンを経験。 その後、現職である保険代理店へと転職。 ディーラーにいたからこそわかるお得な買い方を伝授します! 最近は神社仏閣めぐりに毎週のように出かけ、御朱印集めにはまってます。

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