尾張北部最大の古墳群がある地域。かつては180基もの古墳があったという。そのうちの1つに建つのがこの白山神社である。
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御朱印は白山神社ふもとにある社務所でいただける。
ただし、社務所は毎日空いているわけではないので、白山神社公式ホームページにて確認してから参拝に行ったほうが良い。
前方後円墳の上に登る機会はなかなか無いので、御朱印を目当てでない方も是非とも参拝に行ってほしい。
隣接する二子山公園もかなり広く、水場もとても綺麗に整備されている。家族で出かけるのにも最適な場所ではないだろうか。
愛知県春日井市二子町2-11-3
万治2年(1659年)に味鋺村(現在の名古屋市北区楠味鋺)の白山藪古墳にお祀りしていたものを現在地に遷座し、その時に二子山にあった物部天神を合祀して建立されたと伝わっている。
ククリヒメノミコトのククリから『くくる』に由来し物事のまとめや和解、そして縁結びに大変御利益があるという。
白山神社の本殿は前方後円墳の上に建てられている。参道横にはお旅所古墳という円墳もありそこには春日社が祀られている。
かつてこの北区・春日井地域には味鋺古墳群ならびに味美古墳群として180もの古墳群があった。しかし開墾や市街化によりそのほとんどが滅失してしまった。現在はこの味美古墳群に4基を残すのみとなってしまった。白山神社古墳の他には二子山古墳、御旅所古墳、春日山古墳が現存している。
世界遺産に登録された百舌鳥古市古墳群は天皇家の祖先が埋葬されている可能性大だが、こちらの味美古墳群は尾張地方を治めていた豪族たちの古墳ではないかと伝わっている。
隣接する二子山公園には二子山古墳というかなり大型の前方後円墳がある。こちらの古墳には登ることはできないが、白山神社と春日社のある2つの古墳には登ることができる。
白山神社北側には日輪寺という別当寺がある。別当寺とは神社を管理するために置かれていたお寺のことである。
江戸時代まで1000年続いた神仏習合は神道と仏教が合わさって独自の信仰体系をとっていた。
名古屋から犬山へと続く県道名犬線沿いにある。
県道から続く参道を進むと白山神社ではあるが、県道沿いの一の鳥居をくぐるのはポールが立っていて狭いので、5ナンバー車までの大きさにしておいた方がいいだろう。大きなクルマは二子山公園側から回った方が安心だ。
名古屋方面から味美白山神社に参拝に来たかたはそのまま小牧方面(北向き)へと向かうと田縣神社や大縣神社、尾張冨士大宮浅間神社へと参拝へ行くことができる。
参拝者用の駐車場は神社北側にある日輪寺の前にある。20台ほど停められるスペースが確保されている。
5のつく日は五の市が開催されるため駐車場はクルマを停めることができない。
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