カローラワゴンの時代からカローラフィールダーは5ナンバーカテゴリーでのコンパクトステーションワゴンの雄であった。ついに2019年にワールドワイドな3ナンバー化して新登場!
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一足早くカローラスポーツが3ナンバーワイドボディで登場。
この後カローラフィールダー、カローラアクシオもTNGA構造の新フレームを採用してワイドボディ化する。
カローラといえばかつては永らく登録車ナンバーワンの座を守り続けたベストセラーカー。
フィットに敗れるまでは33年間もの間、国内販売ナンバーワンであった名車だ。
最近ではプリウス、アクアの影に隠れてしまっているが、それでも販売台数ベスト10の常連となっている。
そんなカローラシリーズのスポーティワゴンであるカローラフィールダーがフルモデルチェンジして新登場する。
パリモーターショー2018で新型カローラツーリングスポーツがお披露目された。
外観はカローラスポーツをステーションワゴン化したような感じだ。
ホイールベースも少し長くなっている印象を受ける。
かつてカローラワゴンといえばカロゴンの愛称で若者に絶大な人気を誇っていた。
もちろん今ほど多様な車種構成でもなければ、車両価格も今よりずっと手頃だったという理由もある。
SUVもミニバンもまだ存在しない時代だったという理由も大きい。
しかしそれでも大多数の若者はカロゴンの魅力にひかれて初めてのマイカーとしてカローラツーリングワゴンを選んでいた。
大きさもちょうどいいサイズで広い荷室にはキャンプ用具やスキー用品などなんでも載せることができた。
そんなアクティブな若者たちの遊び車としての魅力あふれるクルマだった。
もちろん新型カローラフィールダーはアクティブに荷物を載せて走るだけではなく、安全面でも世界最高峰の装備を採用してくる。
トヨタの看板車種といえば今でこそプリウス、アクアだがやはりオールドファンにはクラウンとカローラの2車種になるだろう。
なのでトヨタはクラウンに採用している機能をカローラにも採用してくることが多い。
コネクティッドカー第1弾としてカローラスポーツとクラウンを選んだのがいい例だ。
カローラスポーツとクラウンに採用されている装備を見ていけば新型カローラフィールダーに搭載される装備が見えてくる。
自動ブレーキも今のトヨタセーフティセンスよりもよりブラッシュアップした機能を使ってくるだろう。
毎年のように自動ブレーキの性能は上がってきている。
レクサスやクラウンに最高峰の技術が採用されるのは当たり前だ。
しかしトヨタはカローラやアクア、プリウスといった大衆車にこそ最高のシステムを組み込むのが使命だ。
『交通死亡事故者ゼロに向けて』というスローガンのもと、事故をゼロにするよう技術革新が進んでいっている。
カローラスポーツやC-HRと同じく1.2Lターボモデルと1.8ハイブリッドモデルの2パターンとなる。
C-HRと同じく4WDも発売となるが、ガソリン車ではなくプリウスと同じくハイブリッドモデルでの登場ではないだろうか。
クラウン、カローラスポーツに続いてプリウスが第2弾としてコネクティッドカーとなる。
それに続くのがカローラフィールダーとカローラアクシオ、そして新型RAV4と言われている。
今ある機能でさらに車種が増えていけばビッグデータとして交通事故の起きやすい交差点や交通事故の起こしやすいドライバーの走行データなどで未然に事故を防ぐようナビが走行を補助してくれるようになるだろう。
やはり価格は240万〜270万円くらいにはなってしまうと思われる。
ベースとなるカローラスポーツの金額と比べれば妥当な金額といえるのではないだろうか。
2019年9月17日に発売となる。
カローラは各モデルとも4月に発表する事が多い。今回は発表は9月だが、登録は消費税が上がってからとなる模様だ。