名古屋市西区の庄内川のほとりに七夕伝説が伝わる星神社がある。御朱印をいただくと短冊もいただける。願いを叶えてくれると評判だ。
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名古屋市西区上小田井1丁目172番地
創建は不明だが延喜式神祇巻に尾張國山田郡十九座ノ内十七座目坂庭神社(星神社の前身)との記載があり、平安時代にはすでに星神社は存在していた。
仁和年間(885〜888年)にこの地に住んでいた大江音人の子と孫が星神社で行われている星祭りで祈願して都に戻ることができた。
この祭りは1100年たった現在でも七夕祭りとして行われている。
昔、星神社のある小田井村の若者が庄内川の向こうの田幡村の娘と出会い恋に落ちた。
再会を約束した日は大雨のため庄内川が氾濫していた。
それでも若者は庄内川を渡って娘に逢いにいった。
しかし娘のもとへは辿りつけず庄内川の濁流のなかで力尽きてしまった。
悲しみにくれた娘は若者のあとを追うように庄内川に身を投げてしまったのです。
庄内川を天の川にみたてて若者を牽牛星、娘を織女星として天に輝く星としてお互いを見つめ合うという伝説となったのです。
みどころ
1100年前から続く七夕祭りは色とりどりの短冊に願い事を書いて祈願する伝統ある祭り。
縁結びの神が祀られているだけあり、全国から参拝者がきている。
神社内の社務所や駐車場などは大変キレイにしていてとても清々しい気持ちになれる。
鳥居前には高さ18m、幹回り4mの巨大なムクノキがそびえ立つ。
いろいろなところで御朱印をいただいているが、ベスト3に入るほどのかっこよさだ。
シンプルでいてカッコいい、素晴らしい御朱印だと思う。
御朱印をいただく際にカラフルな短冊も一緒にいただける。毎年8月に行われる星神社七夕祭りにもって参拝に行こう。
駐車場も整備されていて10台ほどの自動車が停めることが可能。
遠方から車で訪問しても大丈夫だ。