2015年12月にデビューした現行型プリウスだが、先代モデルに比べると売上が落ちている。テコ入れをするために早くもマイナーチェンジの情報が入ってきた。
目次
2018年12月にはマイナーチェンジした新型プリウスが発表されるとの情報だ。
現行型が発売されたのが2015年12月なので、早くも丸3年経つ。
発売当初は安全ブレーキであるトヨタセーフティセンスPやハイブリッド4WDのE-Four、また先行車追従機能付クルーズコントロールなど、先進機能が大いに話題となった。
しかしアクアに販売台数1位の座を譲ってからアクの強いフロントマスクが賛否を巻き起こしていた。
バンパー、フロントグリル、ヘッドライトといったフロントマスクは大きく変わると予想される。
最近の流行からすれば流れるウインカーのシーケンシャルターンランプの採用と、メーカーオプションでは3眼LEDヘッドランプの設定があるだろう。
リヤ部はあまり好評ではないイカのようなテールランプがPHVで採用されているようなドッシリとした感じへと変わると予想される。
イメージとしてはプリウスPHVのような外観に近づくのではないかと思われる。
トヨタは交通事故死傷者数ゼロを目指している。
現行型プリウスは当時としては最先端のトヨタセーフティセンスPが搭載されていた。
ここも当然のように最先端の自動ブレーキが搭載されるはずだ。
次世代Toyota Safety Senseは今まで感知できなかった夜間の歩行者や自転車の飛び出しにも対応している。
また、カメラが標識を読み取って一方通行の逆走や速度オーバーを警告してくれるロードサインアシスト機能も搭載される。
現行型ではAグレード以上もしくは特別仕様車S”セーフティープラス”に設定されているインテリジェントクリアランスソナーが全グレードに採用される。
コネクティッドカーといえばクラウンとカローラスポーツだけだが、新型プリウスもDCM(専用通信機)が全グレード内蔵されると予想される。
つながるクルマのビッグデータ活用にプリウスが加われば災害時の通れた道マップなどの精度がより上がると期待される。
この機能が追加されればこれまでトヨタ純正ナビの地図更新機能がwifi接続なしでも常時行うことができるようになる。
また、コマーシャルでやっているオペレーターサービスが携帯電話のBluetooth機能のみで受けることができる。
ますます自動車が便利になっていく。
今回はエンジン性能の大幅なアップは見込まれない。
コンピュータのセッティングやエンジンの改良での若干の性能アップにとどまるのではないか。
走りや燃費には現行型プリウスにはそれ程の不満の声はあまり聞かれないからだ。
ただしAグレードに搭載されている小型大容量バッテリーであるリチウムイオンバッテリーがSグレードにも搭載されそうだ。
リチウムイオンバッテリーの全車採用によりEグレードの廃止。
インテリジェントクリアランスソナー(ICS)の全車採用により特別仕様車S”セーフティパッケージ”の廃止。
予想されるのはブラキッシュアゲハガラスフレークの追加はあるだろう。
現在のところ、他の新型車にも設定が多いのでほぼ確定ではないかと思われる。
現行型の値引きアップでの在庫セールも決算期に向けて期待できる。
11月に入った頃には新型の予約も始まるのではないだろうか。
新型だと納車が2019年にずれ込んでしまうので今年中にプリウスが欲しい人は急ごう。
現行型を安く買うには良いチャンスなので、検討している人は早めに販売店に行ったほうがよいだろう。
発売日は2018年12月17日になる模様だ。
そうなると予約は11月上旬にはできるはずだ。
予約の段階で申し込めば年内には新型に乗ることもできるかもしれない。
つながるクルマとしてのコネクティッドカーではトヨタ純正2019年モデルナビゲーションのT-コネクト機能が全て使うことができる。
これにより、オペレーターサービスでの目的地検索や近くの施設検索、地図データの常時更新機能など社外品のナビに無いような機能がいつでも無料で使うことができる。