自動車のバッテリーが上がるのはヘッドライトの切り忘れやルームランプの消し忘れによるものが多い。しかし夏場はエアコンの負荷によってバッテリーが上がることもある。
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一番多いバッテリー上がりの原因がコレです。一晩つけっぱなしだと、まずバッテリーは上がります。
2台持っている家庭で片方にコンライトがついているクルマに乗っているとよくやらかしますねー。コンライト付きに乗っていると消す習慣のない人もいます。
ただ最近のクルマにはランプオートカットシステムというものが装備されていて、ライトを消し忘れてもエンジン止めてから15分ほど経つと自動でライトを消してくれるクルマも増えています。
交換してから半年程度のバッテリーなら上がったとしてもブースターケーブルで繋いで10キロ以上走り回れば復活する事もあります。
2年以上使っているようなバッテリーは交換した方がいいでしょう。
3ヶ月以上エンジンをかけていないとやはりバッテリーはかなり弱ります。バッテリーの使用年数によっては上がってしまいます。
これも新しいものなら充電で復活しますが、古いものはいっそのこと交換して下さいね。
以前経験したのは2年ぐらいエンジンかけてないクルマがあり、バッテリーも上がっていたのですがガソリンも腐食してエンジンがかからない事もありました。その時はガソリンも抜き替えてかなり大掛かりな修理になった記憶があります。
バッテリーは普段はどのタイミングで充電しているのか?
走行中にオルタネーターという発電機で充電をしています。充電をするにはエンジンの回転数を上げてオルタネーターを動かすので燃費が悪化します。なので最近のエコカーは充電制御システムにより始動後8キロぐらいはバッテリーの充電をしないようになっています。なのでドンドン充電量が減っていき自然とバッテリー上がりそうな状態に近づいていきます。
いわゆるショートトリップという状態です。近距離ばかりを乗っているのでバッテリーの充電がほとんどできていない状態です。
この状態で真夏にエアコンを使えばバッテリーはドンドン劣化していきます。エンジンがあったまっていない状態でもエアコンは室内を冷やそうと冷風を出して頑張ってくれます。
結果としてバッテリー上がりの一番の原因となってしまうのです。
対策は一回の走行距離を伸ばすこと。オーディオの音量は上げすぎないように。エアコンの温度も適正な設定に。また、なるべく急発進や急ブレーキ、急ハンドルなどの『急』のついた運転を控えること。
これぐらいしかありません。
バッテリーは普段から点検して悪くなったら前もって交換するのがベストです。
交換時期は2年毎が本来いいのですが、それほど安い部品ではないのでもったいないですよね。
それでもやはり4年以上使うのはやめましょう。旅先でバッテリーが上がったら楽しい旅行が台無しになってしまいますからね。