トヨタプロボックスがビッグマイナーチェンジをして早くも4年が過ぎようとしている。カローラバンの時代からすると大きく進化した。
4年前のビッグマイナーチェンジの後、安全ブレーキのToyota Safety Sense Cを全車に標準装備をさせる改良を行った。このようにプロボックスバンはどんどんと進化していっている。
社用車の代表的存在であるプロボックスが更に使い勝手が良く、安全性を高めていけば世の中の営業マンたちの仕事の充実につながっていく。
更に予防安全技術ではVSC&TRCの標準化も大きい。乗用車であれば追加でお金を払ってでもオプションでつけることはある。しかし会社の社有物件である社用車の一番の決め手はコストである。その為、余分なオプションはつけないのが普通だ。
パワーウィンドウも付いていないのは社用車では当たり前だ。
プロボックスがすごいのは、パワーウィンドウは付いていないが安全ブレーキであるToyota Safety Sense Cは標準装備にしたところだ。
何より今回のプロボックスは実際に運転している営業マンたちに入念なヒアリングをして開発を進めた。
通常ならカップホルダーにはペットボトルが置ければ充分だか、プロボックスの場合はなんと1Lサイズの紙パックまで置ける。
スマホも自分でホルダーを買ってつけなくても最初からスマホホルダーが付いている。
お昼の弁当もインパネからテーブルが出てくるし、サイドブレーキを足踏み式にしたお陰でビジネスバッグを置くスペースも出来た。
A4サイズのファイルをいれるスペースも1つだけではない。
荷台に目を移すとA4コピー箱がなんと89個!
1,800×900mmのコンパネ板も平積みできる!
荷台の高さも935mmと大きな荷物も楽に載せれる!
燃費もオートマチックトランスミッションをCVTに変更したお陰で19.6km/Lとエコカー並みの燃費を叩き出す。
乗る人の立場で開発したらこうなったという良い見本のような車だと確信できる。
商用車ナンバーワンの実績は伊達じゃないとつくづく思う。
このようなクルマ作りを目指していけば、事故も減り、環境にも優しい世界が将来に渡って続いていくだろう。