名古屋城の西北隅櫓。いわゆる旧清洲城ではないかと言われている建物。別名清洲櫓。名古屋城の北西角に古材を使って建てられている為、清洲城を移築したものではないかと言われている。
名古屋城北西の角にあり、空襲で燃えなかった建物のひとつ。
登れなくなった名古屋城天守閣の北西にある深井丸の奥に乃木倉庫があり、さらに奥にひっそりと佇む。名古屋城のお堀の外側から眺めるとすごい存在感だが、名古屋城内からだとホントに目立たない場所にある。
たまに内部を公開している。たまたま通りがかった時に窓が開いていれば公開しているサイン。前から何とかして中を見たいと思っていたのだが、なかなかタイミングが合わなくて見ることができなかった。2ヶ月から3ヶ月 に一度ぐらいの公開ではないかと思っています。
内部に入るのには特に料金はかかりません。なんと無料です。こんな歴史ある貴重な建物に無料で入れるなんてありえないぐらいお得!
先日、やっと中を見ることができた。
これは名古屋城の中でも一番テンションが上がる!
色んなお城を見たが、やはり築城当時の物は違う。しかも、櫓といいながら他のお城の天守閣程の大きさがある。元々清洲城ではないかといわれるだけある。
建物内部には本丸御殿や湯殿書院などと同じくボランティアガイドの方がいて、いろいろな話を聞かせてくれる。
高さもあるので、窓を開けているだけで風が入ってホントに涼しい。
櫓だけあって防御する為に銃や弓を撃って敵を撃退する狭間、石垣を登ってくる敵を石を落として攻撃する石落としなど戦国時代からの伝統的な設備も充実。
一見の価値あり。
天井も高く内部は広々としている。床材なども昔のまま保存されていて、非常に貴重な文化財だということは一目でわかるほどだ。
今のところは中に入るのには運しかないが、名古屋城の建て替え工事中は西北隅櫓を含む櫓を公開する予定なので、予定が決まったらお知らせしたいと思います。
2018年8月4日から8月15日にかけて3つの櫓の公開が決まった。是非ともこの機会を逃さずに観覧したいものだ。
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