先日、ジャパンモビリティショー(JMS)で、ダイハツがとっても素敵なコンセプトカー**「K-OPEN(ケー・オープン)」**を世界で初めて公開しました。この子は、今私たちが知っている愛らしい軽オープンスポーツカー、「コペン(COPEN)」の次の世代をそっと教えてくれているような、大切な一台なんです。
ファンからの注目度がすごく高い、K-OPENの魅力と、これまでのコペンとの大きな違いを見ていきましょう!
💖 え、FRになるの!? 走る楽しさがグンとアップしそう!
現行のコペンと比べて、K-OPENが私たちに一番大きな驚きを与えてくれたのは、車の心臓部分、駆動方式の変更です。
今のコペンは前輪が頑張って車を引っ張る「FF(前輪駆動)」なのですが、このK-OPENは、本格的なスポーツカーと同じように後輪が車を押す**「FR(後輪駆動)」**になることを示唆しています。
これは本当にワクワクするニュースですよね!FRになると、ドライバーがアクセルを踏むことで、まるで自分の体の一部のように車の向きをコントロールできるようになるんです。前後バランスも理想的になり、風を感じながら、もっと本格的な運転の楽しさを味わえそうです。
ダイハツさんは、この小さな軽自動車でFRを実現するために、商用車のパーツなども利用して、**「K-OPENランニングプロト」**という試作車も作ってテストしているそうで、その本気度が伝わってきます!
🍒 変わらない魅力と受け継がれるデザイン
駆動方式は変わっても、「軽自動車のオープンスポーツカー」というコペンらしさはしっかりと受け継がれています。
K-OPENは、もちろん軽自動車の規格サイズ(全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,230mm、定員2名)を守っています。だから、日本の街中でも気軽にオープンエアの心地よさを楽しめるんですね。
• エンジンは、コペンでお馴染みの660ccターボエンジンを搭載予定で、運転好きには嬉しいマニュアル車(MT)も用意される見込みです。
• デザインは、初代コペンの愛らしい「丸目」のヘッドライトをモチーフにした、レトロモダンで力強いスタイル。「かわいいのに、ちょっとワイルド!」と、すでに多くの人から大好評です。
そして、コペンの大きな魅力である、雨の日も安心な**電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」**も、次期型で継承される可能性が高いですよ。
📖 名前に込められた「原点回帰」への想い
この「K-OPEN」という名前にも、ダイハツさんの熱い想いが込められています。
実は、初代コペンが市販される前、1999年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカーも、同じく**「KOPEN」という名前でした。この「K」は「軽自動車」**を意味していたのです。それが市販化の際に「COPEN」という名前に変わりました。
今回、あえて原点と同じ「K-OPEN」という名前に戻ってきたのは、**「軽自動車のオープンカーとして、走る楽しさを究極まで追求するぞ!」**という、ダイハツさんの強いメッセージに他なりません。
現行コペンが生産を終える時期が近づく中、このK-OPENは2027年3月頃に、私たちの前に新しいコペンとして姿を現すかもしれません。今から本当に楽しみで待ちきれませんね!😊