平成31年4月に新しい500円硬貨に切り替えとなることが財務省から発表されていた
ついに令和3年11月1日に新デザインの500円玉が発行されることとなった
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新しい500円玉は従来の物と比べて3つの大きな違いがある
まずひとつめのバイカラークラッドとは二色三層構造という構造のことである
異なる種類の金属板(金属B・金属C)をサンドイッチ状に挟み込む『クラッド』技術でできた円板を、それとは異なる種類の金属(金属A)でできたリングの中にハメ合わせる『バイカラー』技術で組み合わせているのが【バイカラークラッド】構造である
また、表面には左右に『500YEN』の文字と『JAPAN』の文字が追加刻印されている
現行の500円硬貨にある斜めのギザギザに加えて、一部をほかのギザギザと異なる形状にした『異形斜めギザ』を通常貨幣として世界で初めて採用している
毎年恒例のミントセットが11月に発行される
しかも今回は新貨幣として発行される記念のセットとして大変貴重なものとなる
特別なプルーフ加工を施した令和3年銘通常プルーフ貨幣セットと通常仕様の令和3年銘ミントセットがそれぞれ限定で発売される
通常の貨幣と比べて特別な研磨作業を加えて作製される加工技術である
パッとみただけで違いがわかるほど輝きが違う
バレル研磨と呼ばれる研磨をした後に手作業で丁寧にタオル拭きを重ねて、さらに洗浄と乾燥を繰り返しクリーンルームで最終の刻印を施し防錆塗装を仕上げに行って完成させる
予約申し込みは9月22日で一旦終了をしている
その後は11月中旬に払込用紙が届き、支払いを済ませたら手元に届く
申し込みをし忘れた方は、予定数量に達しなかった場合に追加注文を受け付けることもあるので造幣局のホームページをチェックしておくといいだろう