トヨタ車を中心にディスプレイオーディオという機能が増えてきている
ラジオ・バックモニターとディスプレイ画面がセットになった装備である
ライズに至ってはテレビ機能も標準で搭載されている
このディスプレイオーディオの利点はナビゲーションを購入しなくてもスマートフォンをUSBケーブルを介して接続すればスマホナビが車内大型ディスプレイで使うことができるという点だ
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iPhoneでもアンドロイド携帯でもライズには対応している
しかしお持ちのスマホを接続してもディスプレイオーディオでナビ画面が表示されていないことはないだろうか
ひとつだけ注意点がある
ライズのインパネ部にはふたつのUSB入力端子がある
そのふたつは役割が違っているので注意が必要だ
左側のUSBポートは充電用(2.1A給電)で右側のUSBポートはデータ転送用となっている
スマホナビがディスプレイに映らないという方は左 側の充電用USB端子に接続していないかをいま一度確かめてみよう
ライズ用のディスプレイオーディオのいちばんのデメリットといえば、他のトヨタ車と違って後付の純正ナビキットが取付できないという点だ
他のトヨタ車では購入して後でスマホナビで満足できなければナビキットを取付すればスマホなしでもナビ機能を使うことができる
しかしライズではディスプレイオーディオに後付ナビキットの接続ができない
いまやスマホの普及率は100%に近いのでUSBケーブルさえ車に常備しておけばナビ機能で困ることはまずないのだが
デメリットよりもメリットのほうが大きいともいえる
まず純正ナビを購入するよりも非常にリーズナブルだという点だ
ライズのディスプレイオーディオはディスプレイ・バックカメラ・テレビ機能がついて97,200円
メーカーオプションなので、新車注文時しか選択はできないがディーラーオプションのナビをつけようとするとバックカメラ込みで13万円〜25万円ほどするので非常に安価だ
また、AmazonミュージックやLINE受信時のメッセージ読み上げ機能などスマホのアプリをフル活用できるというメリットもある
USBケーブルを差し込むときに左右の違いを気にして差し込むことなどまずないだろう
写真を見てもらうとわかるが、USBポートのカバー部を上げてしまうと充電用かデータ転送用かわからない
何故ふたつあるかというと、単純に助手席のひと用の充電用USBポートだ
もう少し車格が上がると後席用のUSBポートの付属する車種も結構ある
ライズの場合は運転席側はデータ転送も可能だということを覚えておけば間違えることもなくなるだろう