えんぴつを削るときは『ときんときん』に削る
ときんときんとは主にえんぴつを削ったさまをあらわす名古屋弁だ
先が鋭く尖っていることを意味する言葉で、標準語では何といえばしっくりくるのだろうか
ときんときんの語源というものも実はある
『ときん』を漢字で表すと『頭巾』となる
頭巾とは修験者の山伏がかぶっている先の尖ったずきんのことだ
(ずきんも漢字に変換すると『頭巾』となる)
ずきんの様から門柱の上部の四角錐の部分を頭巾(ときん)というようになり、その頭巾(ときん)のようなえんぴつを「ときんときん」というようになったという説がある
『とっきんとっきんにけずったったてぇ〜』というのがネイティブスピーカーである