アルファードやヴェルファイア、ノアやヴォクシーなどのミニバンのエアコンスイッチに【S-FLOW】ってかいてある。
このボタンを押すと一体どういった効果があるのだろう?
ボタンを押してみて検証してみました。
S-FLOW(エスフロー)モードとはミニバンなどの多人数が乗車できるクルマのエアコンに設定されているモードである。
S-FLOWモードに入れておくと、室内温度や助手席の乗員を検知して、自動的に運転席だけを無駄なく冷やしたり暖めてたりしてくれる機能。
アルファードなどではS-FLOWモードになるとリヤのオートエアコンのスイッチが切れ、運転席に集中してエアコンを効かせてくれる。
RAV4などのSUV系ではリヤ単体のスイッチがないため、リヤ席への送風およびエアコンの効きを抑える機能となる。
この機能により運転席のエアコンの効きが向上し、さらに燃費も良くなる効果がある。
S-FLOWモードと似たような機能にエコ空調モードがある。
こちらのモードでは燃費を優先するためにエアコンを全体的に抑える。
S-FLOWモードとの違いは運転席メインでエアコンを効かせるのと、全席でエアコンの効きを抑えるという違いがある。
1人で運転することが多い場合はS-FLOWモード、多人数乗車が多くさらに燃費が気になる人はエコ空調モードと使い分けることによりさらに燃費向上につながる。