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運動会などで応援するときに自然と出るかけ声
『フレー!フレー!紅組』
『フレー!フレー!白組』
この『フレ』にどんな意味があるか知っていますか?
フレフレというかけ声は実は大正時代から使われています。
もともとは英語であり、語源は諸説あるが以下の2つが有力だ。
なので、『バンザイ、バンザイ、紅組』
『やったー!やったー!白組』
という意味で大正時代に尋常小学校の運動会で使われていた言葉が昭和、平成、令和まで伝わっている。
大正時代には尋常小学校の運動会で使われていた『フレフレ』
日本で1番初めにフレフレをしたのは誰だろうか?
日本で最初にフレフレというエールを送って応援したのは早稲田大学応援団である。
早稲田大学野球部が明治38年にアメリカ遠征を行い、そこで目にした応援方法をいち早く日本で披露したのが始まりである。
現在まで続く伝統の早慶戦での初披露であったという。
その後、各大学にフレフレが広がっていったという。
その頃の応援団といえば、『押忍』が主流であったので、『フレフレ』はかなりの先進的な応援方法であったと思われる。
今では最初の意味すらわからないのに、フレフレが浸透していっている。
小学校や中学校の運動会では紅組、白組に分かれてエール交換を行う。
そこでの代表的なエールが『フレー!フレー!』である。100年以上も前から伝わる伝統ある応援であるなんて、今の子供たちも思ってもみないだろう。