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令和となって最初の卒業生を送り出すPTA会長。
今年はラグビーワールドカップが開催されてワンチームが流行語となっている。卒業式にもワンチームの話題を盛り込んだ祝辞を送ってみてはどうだろうか。
校長先生の挨拶はその年に話題となった時事ネタを盛り込んでくることが多い。しかもスポーツネタは校長先生の挨拶にとって鉄板ネタとなっているので、事前に打ち合わせをした方が無難だ。
卒業生の皆さん、本日はご卒業おめでとうございます。また保護者の皆さま、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。PTAを代表いたしまして、一言お祝いの言葉を申し上げます。
皆さんは、新しい元号「令和」になってから初めての卒業生となります。さて、皆さんにとって令和の最初の一年はどんな年だったでしょうか。
風水害の多い年だったといえるでしょう。しかし私たちの学区には大きな被害がなかったのは不幸中の幸いであったとも言えるでしょう。一日も早く、被災された多くの方々の生活の再建と地域の復旧復興を願っています。
一方で、ラグビーのワールドカップが日本で開催された記念すべき年でもありました。
印象に残っているのはやはり日本代表チームがベスト8へ大躍進したことではないでしょうか。日本代表チームが予選リーグを全勝で突破し、決勝トーナメントに進出して日本中を熱狂の渦に巻き込んだことは、皆さんもラグビーのにわかファンになったきっかけとなったことでしょう。私もその一人です。
『ワンチーム』が流行語大賞にノミネートされたように、ラグビーというのは全員が結束して1つの目標に向かって突き進むという競技です。
そういった一体感に人々は興奮し、爽快感をも感じたのではないでしょうか。
これから皆さんには、勉強の壁、スポーツの壁、人間関係の壁。さまざまな困難が待ち構えているかもしれません。
小学校生活6年間で皆さんは心も体も成長しました。そして大切な仲間を手に入れました。
その大切な仲間たちと手を携えてワンチームとなって困難に打ち勝ってください。
最後になりましたが、校長先生を始め、教職員の皆さま、6年間子供たちを大切に育ててくださり、本当にありがとうございました。そして、ご多忙の中ご臨席を賜りました、ご来賓の皆さま、日頃から様々なご支援をいただき、こころより感謝を申し上げます。
また保護者の皆さまには、6年間PTA活動にご理解ご協力をいただき、ありがとうございました。この場をお借りしまして、お礼申し上げます。お子さまが、卒業されましても、今後も地域の目として子どもたちを見守っていただけますよう、宜しくお願いいたします。
それでは卒業生の皆さん、もうすぐやってくる中学校生活、そしてこれからの人生が、充実したものになる事、何より皆さん自身の大きな飛躍を心から応援してます。
ご卒業おめでとうございます。