金融庁は自動車損害賠償責任保険(いわゆる強制保険)の保険料を検討する審議会を開き2020年4月の契約分から保険料を値下げする方針を決めた。
自動ブレーキをはじめとする自動車の安全性能の向上で交通事故が少なくなり、保険金支払額が減っているため。
自動ブレーキ付の車の追突事故を起こす割合は付いていない自動車に比べるとなんと90%も減少しているというデータもある。
事故の減少を踏まえ全車種平均で16%前後引き下げることとなっと。値下げは2017年4月の保険料改定以来3年ぶりとなる。
現在の自賠責保険料は一般的な自家用乗用車の場合、2年契約で25,830円(沖縄県や離島を除く)。
2020年4月の引き下げで16%前後の値下げとなり、ほとんどの車種で4,000円ほど安くなる。