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トヨタ自動車は全車種併売化を2025年までにおこなうと発表をしていたが、その第1弾としてアルファード、ヴェルファイアがトヨタ店、カローラ店でも販売されることが決まった。
アルヴェルの全店扱いの時期は2020年4月にスタートすることが決まったという。エスティマの生産中止でラージサイズミニバンの取り扱いが無くなるトヨタ店とカローラ店には朗報である。
全国に先駆けて東京では全車種併売化を2019年4月にスタートさせている。トヨタモビリティ東京とは東京トヨタ・東京トヨペット・トヨタ東京カローラ・ネッツトヨタ東京・トヨタ東京販売ホールディングスの5社を合併させて新たにできた販売店である。販売チャネル統合の全国展開の試金石としてトヨタモビリティ東京の販売状況が試される。
トヨタモビリティ東京が好業績を挙げることができれば販売チャネル統合がさらに加速化される。
全車種取扱を開始したトヨタモビリティ東京では、ヴェルファイア、ヴォクシー、ハイエースの3車種がかなりの伸びを見せている。
全て旧ネッツ店の取扱車種であったが全店扱いとなったことで全体の台数も増え販売台数ランキングも大きく上位に食い込むことが予想される。
トヨタモビリティ東京の大成功により、アルファード、ヴェルファイア以外の車種の全店扱いも予定より早く開始されそうだ。まずはハイエース、レジアスエースを導入することが検討されているという。
こうしてみていると、旧トヨペット店と旧ネッツ店の車種がトヨタ自動車全体の販売台数に大きな割合で占めいてることがわかる。