目次
3月に入った頃からボンネットやフロントガラスにうっすらと砂がかぶっていませんか?それは中国から遠路はるばる飛んでくる厄介者、黄砂です!
黄砂が厄介なのは少しネットリとしていてボディにこびりつくとなかなか落ちないのです。
無理にこすると塗装が傷だらけになってしまいます。ゼッタイに乾いた布などで無理にこすってはいけません。しかも黄砂はこびりついてしまうと水で長い時間かけて流してもなかなか落ちません。
ではどうしたらボディを傷つけずに黄砂をキレイに落とすことができるのでしょうか?
実は黄砂の落とし方にはコツがあるんです。
とても簡単に、しかもお金もかけずに時間もかからない、夢のような目からウロコのやり方があったんです。
それは非常に簡単!
お湯をかける!
たったそれだけです。ポットでお湯を沸かしてボディにかけるだけ。
タオルをボディにかぶせて、その上から沸かした熱湯を注ぐようにかけるのがコツです。
ティファールなどを使えばあっという間にすぐにお湯も沸くので時間もかからない。
お湯をかけながらスポンジや柔らかいタオルなどで優しくこするだけ。
力を入れる必要はありません。
注意するのはヤケドだけ。熱湯ですから注意してくださいね。
タオルを持つ手はもちろんですが、意外と注意しなければならないのは足元です。
ボンネットにかけた熱湯が地面に落ちて飛び散った熱湯が足にかかると熱いです。
黄砂以外にもこの時期はスギ花粉も飛んできます。
ボンネットに斑点が付いているのは黄砂だけではなく花粉もこびりついているからです。
花粉は黄砂以上にネットリとしていて、タオルで拭くとべたっ〜と伸びます。
花粉にも熱湯が効果的。熱湯をかけて軽くこするだけであら不思議、みるみるボディがピカピカに。
黄砂がこびりついて目立つところはボンネットと屋根。しかしよく見ると一番こびりついているのはバックドアやトランクフードを開けた時のリヤバンパーの上側。ここには雨が砂を流して溜まっているので、ますますこびりつきやすいのです。
ここも熱湯をかけて優しく磨いてあげましょう。
雨が降って水滴が乾くとボディに斑点が残ることがある。特に濃色車に多い。
これをウォータースポットという。ウォータースポットは一度ついたら簡単には取れない。この汚れこそ専門の板金工場に持ち込んで磨いてもらわなければならない。
しかし、この熱湯をかけるという方法を使えばウォータースポットまでも綺麗に除去することができるのである。一度お試しあれ。
黄砂のこびりつきがあまりにもひどくてボディショップに磨きを頼んだ人もいるほど。
それほど、黄砂は厄介ものなのです。プロもお手上げなのが黄砂。
しかし熱湯をかけてこするだけという簡単さでコーティングをしてあるクルマにもボディや塗装を傷めることもなくピカピカになります。
一度騙されたと思って試してみてください。
ただ、塗装の状況などでボディや塗装を痛める可能性もありますから最初は目立たないところで試してくださいね。間違ってもボンネットのど真ん中から作業をすることのないようにご注意ください。
あくまでも自己責任でお願いいたします。