かつては山の中にあったであろう800年も続く歴史ある神社。今では宅地化されて住宅街の真ん中に昔ながらの風景を残す神社。
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名古屋市守山区小幡中3-13-44
稲荷五社大明神
創建は明らかではないが社伝によれば西暦1200年頃だと伝わっている。
その後の天正の初期に小幡城城主である織田源三郎赤千代(織田信長の甥)がこの社を城内守護神として奉祀していた。
天正12年(1584年)4月、徳川家康が小牧長久手の戦いへ向かう途中に小幡城へ宿泊した折、家臣がこの稲荷の霊験著しい様を言上し稲荷山より竹をとり旗竿を作り献上したという。家康は大変喜び、軍用のぼりに文書を付し信仰の誠を記したといわれています。
江戸末期には小幡稲荷と呼ばれていたが明治12年に現在の社名の生玉稲荷神社となった。
厄年の男子が集まり厄除の神輿を担ぎ厄祓いをおこなう。もう何十年も続く伝統あるお祭りとなっている。
地元出身者のみならず他の地域からも参加者が集まる盛大な祭りとなっている。
他にも毎月朔日には朝市が行われていたりと、いろいろな行事を積極的に行なっている神社である。
御朱印は社務所で拝受することができる。
平日でも社務所に伺えば御朱印をいただくことが可能だ。
名鉄瀬戸線小幡駅から徒歩12分。
駐車場も10台ほど停めるスペースが確保されている。