トヨタ自動車は2018年11月1日に2022年から2025年をめどに今ある約50車種を30種類まで削減し4系列あるディーラー全てでトヨタ全車種を販売する計画を発表した。
目次
2018年11月現在
アクア | ○ | ||
ヴィッツ | ★ | ネッツ店専売 | |
パッソ | ○ | ||
スペイド | × | 廃止 | |
ポルテ | × | 廃止 | |
ルーミー | ◎ | ||
タンク | ↑ | × | |
カローラスポーツ | ★ | カローラ店専売 |
アルファード | ◎ | ||
ヴェルファイア | ↑ | × | |
エスティマ | ↑ | × | |
エスティマハイブリッド | ↑ | × | |
ヴォクシー | ◎ | ||
ノア | ↑ | × | |
エスクァイア | ↑ | × | |
シエンタ | ○ | ||
ハイエースワゴン | ○ |
センチュリー | ★ | トヨタ店専売 | |
クラウン | ★ | トヨタ店専売 | |
MIRAI | ○ | ||
カムリ | ○ | ||
マークX | × | 廃止 | |
プリウス | ○ | ||
プリウスPHV | ○ | ||
アリオン | × | 廃止 | |
プレミオ | × | 廃止 | |
カローラアクシオ | ★ | カローラ店専売 |
プリウスアルファ | × | 廃止 | |
カローラフィールダー | ★ | カローラ店専売 |
ランドクルーザー | ○ | ||
ランドクルーザープラド | ○ | ||
ハイラックス | ○ | ||
ハリアー | ★ | トヨペット店専売 | |
C-HR | ○ |
86 | × | 廃止 |
ハイエースバン | ◎ | ||
レジアスエース | ↑ | × | |
タウンエースバン | ◎ | ||
ライトエースバン | ↑ | × | |
タウンエーストラック | ◎ | ||
ライトエーストラック | ↑ | × | |
プロボックス | ◎ | ||
サクシード | ↑ | × | |
コースター | ○ | ||
ハイエースコミューター | ○ | ||
ダイナカーゴ | ◎ | ||
トヨエースカーゴ | ↑ | × | |
ダイナダンプ | ◎ | ||
トヨエースダンプ | ↑ | × | |
ダイナルートバン | ◎ | ||
トヨエースルートバン | ↑ | × | |
ジャパンタクシー | ○ |
まずはメーカー直営の東京トヨタ販売ホールディングスで試験的に導入する見込みだ。
その後2019年後半にはトヨタ自らがカーシェアリングと月額定額プランでのサービスに乗りだす。
この背景には少子高齢化社会での現役世代の減少と長引く景気の後退による自動車業界全体の販売不振がある。
所有するよりも使用することに重点を置くようになってきた世相を反映するサービスだ。
筋斗雲をイメージしたKINTOの名称でサービスを広めていく。
自動車税や重量税といった税金や自動車保険、車両のオイル交換などの整備代金を含めた月額定額制プランで2〜3年ごとに好きな車に乗り換えることができる仕組みとなっている。
これまでは自動車というものは所有する喜びが大きな比率を占めていた。
最近では所有するということは維持費がかかるということでレンタカーや公共交通機関を利用する若者が増えてきている。
ここにきて一気に方針転換をして所有する喜びよりも使用する楽しみや乗り換えできる楽しみを重視する方向へと舵をとったということだ。
まだまだサービスを提供するには課題がたくさんある。
これまでに普及してきているレンタカーや車両リースとの差別化をどうするか、整備不良車両による交通事故の被害者救済の問題への対策など詰めなければならない問題が山積みである。
また人気車種に乗りたくても順番待ちが長期間にわたり結局乗れないなどの不満も溜まってしまうはずだ。
それらを踏まえて車種や料金なども決まっていく。