トヨタ自動車はプリウス、プリウスαの2車種においてハイブリッドシステムの制御プログラムか不適切なため最悪の場合ハイブリッドシステムが停止して走行不能になる恐れがあると、リコールを国土交通省に届け出た。
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ハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、急加速時等の高負荷走行時に昇圧回路の素子が損傷した場合にフェールセーフモードに移行すべきところ、移行できないことがあります。そのため警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止して走行不能となるおそれがあります。
※トヨタ自動車リコール報道資料より抜粋
約124.9万台
平成26年、平成27年にも今回の対象車種にリコールを実施していたが、改善措置に一部不備があったことが判明したため再度リコールが行われるとのことです。
昇圧素子が損傷してフェールセーフモードに移行できない場合はハイブリッドシステム自体が停止するため暴走する恐れはないとのこと。
パワーマネージメントコントロールコンピュータの制御ソフトを書き換える予定だが、2018年10月現在では対策プログラムが完成していないため作業はできないとのこと。
作業できるのは3ヶ月後ぐらいの12月ごろだという。
準備ができた車種から順次ダイレクトメールにて案内が届くとのこと。
現行のプリウスはZVW50系なので、今回のリコール対象はひとつ前の旧型プリウスになる。
なので、コンピュータ自体が違うので今発売しているプリウスは問題ない。