トヨタ自動車からスープラがついに復活!BMWとの共同開発したスーパースポーツカーとしてニュルンベルクで走りこまれている。
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2019年1月に行われるデトロイトモーターショーで新生スープラはお披露目される。
その後北米で発売されてから2019年5月にも日本でも発売される。
2002年に姿を消してから17年ぶりに復活を果たす。
こちらはBMWの新型Z4とほぼ同じエンジン体系だろう。
最上級モデルでは340PSをただき出す高出力エンジンの搭載が見込まれる。
2Lモデルでもかつてのスープラ3Lターボモデルの280PSに近い馬力をたたき出すスーパーエンジンを搭載してくるだろう。
トランスミッションは6M/Tの搭載は見送られ、8ATのみの設定となる。
現在、世界の主流は多段オートマチックの採用である。
最新のコンピュータセッティングによりマニュアルトランスミッションよりも加速性能や燃費性能が優れている。
スポーツカーはマニュアルという概念を消してしまうピュアスポーツスーパーカーという新しいジャンルを構築していってほしい。
ライバルでもあるGT-Rや海外からの輸入車が軒並み1,000万円オーバーとなる中、1,000万円は切ってくるだろうと予想はされていた。
最新の予想価格は500万円〜700万円ぐらいではないかと言われている。
この性能でこの価格となると手に届く人も多いのではないだろうか。
日本国内向けの月間生産台数は100台程度と言われている。
そうなると納期も長期化が予想される。
2年〜3年という超長期の納車待ちがおこる可能性もある。
ハイレベルな走りを実現するために居住性や乗り心地といった制約からクルマを作るのではなく、理想の車両バランスから各パーツをレイアウトして作り上げていったのが新型スープラだ。
ホイールベースとトレッド幅と重心高の3つでスポーツカーの全ては決まってしまうといっても過言ではない。
その3つの黄金比からこのスープラは設計を進めていっている。
だから走りに関しては妥協なしに突き詰めていっているので、市販車というよりもレースカーとしてのスポーツカーに近いのかもしれない。
そういったレーシングカーに近いクルマを1,000万円以下で乗ることができる機会は二度とないかもしれない。
230km/hでの安定性能はあのポルシェよりも優れているそうだ。
空力を突き詰めて床下をなるべくフラットにしている。
しかも風が当たって冷却しないといけないデフやミッションといったパーツは小型化してさらに整流機能をもたせたデザインとなっている。
このような性能のおかげでハイスピードでのコーナーリングでも思い描いたラインをトレースすることができる。
それが新型スープラがピュアスポーツカーと呼ばれる所以だ。
ニュルンベルクでの何十万キロという走行テストに加え、日本国内での一般道での走行テストもかなりの距離を走り込んでいると聞く。
特にトヨタのお膝元である愛知県豊田市では専用テストコースがあり、その周辺も擬装したスープラが走っている。
近くに行けばひょっとして市販前に新型スープラに出会えるかもしれない。