ついに喫煙率が17.9%まで下がった。皆さんの周りはどうですか?まだ車の中で吸ってる人はいますか?
目次
日本自動車査定協会での喫煙車の扱いは内装の価値加減点で40点の減点である。
40点は金額に換算すると40,000円分の減点に相当する。
そう聞くと喫煙車減点は少ないような感じがする。
しかし実際はオークションなどでは程度の良いすぐ売れるような車は高く落札される。反対に売るのに大変な車はなかなか高くは落札されない傾向にある。
かつては成人喫煙率が50%を超えていた。中古車を購入する人も半分はタバコを吸っていたので、タバコ臭くても多少安く買えればラッキーという意識だった。
しかし今では非喫煙者が8割以上という状況だ。8割以上の人はタバコ臭い中古車を買わない。したがって4万円の減点以上に減点しないと売れ残る。
実際、いくら安くてもタバコ臭い車はタバコを吸わない人は買わない。違うお店で禁煙車を探すだけだから。なので17.9%の人だけがタバコの臭いのする中古車を買う悪循環。
実際のところ、喫煙車の減点は5〜10万円以上あるので車の中ではタバコを吸わないのが一番です。
10年ほど前から乗用車の灰皿がオプション設定に変更になっている。それより以前はノースモーカーズボックスという名前の小物入れがオプション設定されていた。灰皿の代わりに小物入れをお金を出して取り付けていた。
今はタバコを吸う人がお金を出して灰皿を取り付ける時代だ。
しかも、シガーライターソケットも付いていない。これは無くなって良かったと思う。穴に指を入れて火傷をする事故がかなりあった。こういうリスクは減らしていったほうがいい。
エアコンの嫌な臭いもタバコが原因になっているケースが大半だ。
外気導入でタバコを吸うならまだしも、内気循環で吸うとタバコの煙がエアコンの内部に吸い込まれてエバポレーターにこびりついてしまう。
そうなると、そのエバポレーターについた湿気が異臭を放つ。
臭いを消すにはエバポレーターを取り出して洗浄する以外に手はない。
タバコは身体に悪いのは皆さんご存知の通りです。クルマにも悪いことを知ってもらいたいと思います。
下取りにはもちろん悪影響を及ぼすだけで、決してプラス査定には絶対になりません。