高速道路を運転しているならば、一度は経験したことがあるでしょう。走行中に石がピシッとガラスに当たってヒビが入ってしまったことが。
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保安基準では上記の2点が重要となります。
ですが、車検検査というものは各検査員の判断の裁量の部分が大きいのが実情です。
まず、一直線に延びているようなヒビ割れは交換しなければ車検には通りません。
次に10円玉ぐらいの大きさのキズはリペアをしてあれば基本的には車検は通ることが多いですね。
ただ、『運転者の視野の確保』という面からいうと運転席側のキズでリペア跡が残ってしまっている場合などは検査員によっては車検が通らないこともあります。
傷があるから一律に車検に不適合ではなく、視野を確保できない可能性が高い場合はNGという判断となります。
このような飛び石の傷で10円玉より小さい損傷は修理が可能です。
放っておくとこのキズから線が一直線にのびてしまいます。
そうなると修理不可能になり交換しなければならなくなってしまいます。
そうなる前に修理してキズがひろがるのを防ぎましょう。
フロントガラスの修理金額は一箇所につき10,000〜18,000円ほどが相場です。
フロントガラス交換となると車種より大きくかわりますが80,000円〜180,000円ほどです。
その金額にナビゲーションのフィルムアンテナの貼り替え費用が約2万円ほど加算されます。
また最近の自動ブレーキ付きの車の場合はさらに自動ブレーキ機能の再調整費用がプラス3万円ほどかかります。
実はフロントガラスには純正品以外にも安い社外品のガラスが流通しています。
海外メーカーが販売しているもので見た目は純正品と見分けがつきません。
しかも価格は3割以上安くなっているものが多い。
中には純正品より7割以上安いものまで存在するから驚きだ。
車両保険に加入していればフロントガラスの飛び石のキズは保険がききます。
車両保険には一般車両保険と限定車両保険がありますが、ガラスの飛び石のキズはどちらの種類でも担保されます。
また、事故で保険を使うのとは違いその後の等級も1等級しか下がりません。(通常の事故の場合は3等級ダウン)
保険会社によっては長期契約を結ぶことができますが、その契約の場合は実質等級ダウンはしません。
なので、車両保険に加入している方は修理よりも保険を使って交換してしまった方がお得になることが多いです。
(ひとつ注意することは免責金額が設定されているとその分は自己負担にはなりますが)