なんか今年の税金高い?! 毎年、GW期間中にひっそりと郵送されてくる嫌〜な税金、自動車税。
あの税金はどうやって決まっているのかを調べてみました。
長く大事にクルマに乗っている人は送られてきた納付書をみてビックリ!いつもより自動車税が高い!なぜ?なぜ?と思ったことはありませんか?
間違ってないかと都道府県の税事務所に確認してみた方もいらっしゃるかと。
『自動車税のグリーン化税制』で決まっているので高くなってしまったのです。低公害車及び一定の低排出ガスで低燃費の自動車に新車新規登録の翌年度1年間のみ軽減されるというのがあります。新車は減税の車種が多く、その分の不足した税金の穴埋めとして年数が経つクルマの税金を上げているわけです。環境や景気の為には新しいクルマに替えましょうってことだとは思いますが‥。
目次
初年度登録年月日から13年を経過したガソリン車・LPG車、11年を経過したディーゼル車の税額が上乗せされます。これを自動車税の重課といいます。平成26年度までは概ね10%の重課でしたが、平成27年度からは概ね15%の重課となっています。
下に表にまとめましたので参考にした下さい。
排気量 | 標準税率 | 重課 |
1.0リッター以下 | 29,500 | 33,900 |
1.0〜1.5リッター以下 | 34,500 | 39,600 |
1.5〜2.0リッター以下 | 39,500 | 45,400 |
2.0〜2.5リッター以下 | 45,000 | 51,700 |
2.5〜3.0リッター以下 | 51,000 | 58,600 |
3.0〜3.5リッター以下 | 58,000 | 66,700 |
3.5〜4.0リッター以下 | 66,500 | 76,400 |
4.5〜5.0リッター以下 | 76,500 | 87,900 |
5.5〜6.0リッター以下 | 88,000 | 101,200 |
6.0リッター超 | 111,000 | 127,600 |
単位:円
まずは普通乗用自動車。こちらは排気量で税額が決まっている。
地方税法に基づき都道府県から課税される地方税であり、毎年4月1日時点の自動車の所有者に課税される。
納付期限は毎年5月31日なので納付書がきてから1ヶ月もないぐらいだ。他の税金と違い分納がきかないのが難点だ。ただクルマを廃車にした場合などは月割で還付が受けられるのはありがたい。
年度の途中でナンバーのついた中古車などを購入した場合は前の所有者が既に支払い済みなので、新しいユーザーは払わなくても良いが、未払自動車税相当額として車両代金に上乗せされていることもある。
所有者に課税されるとはいうものの、ローンなどで購入した場合のディーラー所有などの所有形態はいわゆる所有権留保であるので、その場合は買主(使用者)に課税される。
またリース契約は所有者であるリース会社に課税されるが、自動車税相当額はリース料金に織り込み済みである。
都道府県税であるので、都道府県によって裁量が与えられているのでこちらの基本税額から若干の違いがあることがある。
排気量で税額が増えていくのだが、マツダ車などにみられるロータリーエンジン車では『単室容積×ローター数×1.5』ででた排気量数に課税される。
重課された税額はワンランク上のクルマの税金よりも上がるので、やはりそろそろ買い替え時期が到来したのかも。昔は10年乗ったら廃車って言われてましたね。
10年乗っても13年乗っても高く買い取ってくれる所はいっぱいありますので一度査定だけでもしてみたらいかがでしょうか↓↓↓↓
あなたの愛車は今いくら?ガリバーのカンタン無料査定ちなみに自動車税を払わないと車検が受からなくなるのでご注意下さい。
たまに年配の方たちが3ナンバーは贅沢だから買えないっていうのだが、実は昔は3ナンバーは自動車税がものすごく高かった。
1989年度までは3ナンバー車は贅沢品であったので税額も高かった。その頃はそもそも自動車の購入自体にも高額な物品税がかかっていて、現在の税体系とは少し違っていた。
3.0リッター以下 | 81,500 |
3.0〜6.0リッター以下 | 88,500 |
6.0リッター超 | 148,500 |
単位:円
次は1ナンバー、4ナンバーのいわゆるトラックの税額です。トラックは排気量ではなく最大積載量が増えるほど自動車税額が増えていく。
積載量 | 標準税率 | 重課 |
1トン以下 | 8,000 | 8,800 |
1トン超〜2トン以下 | 11,500 | 12,600 |
2トン超〜3トン以下 | 16,000 | 17,600 |
3トン超〜4トン以下 | 20,500 | 22,500 |
4トン超〜5トン以下 | 25,500 | 28,000 |
5トン超〜6トン以下 | 30,000 | 33,000 |
6トン超〜7トン以下 | 35,000 | 38,500 |
7トン超〜8トン以下 | 40,500 | 44,500 |
8トン超 | 40,500+1トン毎に6,300 | 44,500+1トン毎に6,900 |
単位:円
こちらは重課の割合が概ね10%となっています。税金なので払わないと延滞金がついてしまいますから、それまでには税金分のお金を捻出しないともったいないですね。
毎年払い込む税金は減らないので同じく毎年払う自動車保険はいろいろと節約できるところがありますね。保険を見直せば年間1万円以上安くなることも。見積もりだけでもした方がいいですね。
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