自動ブレーキが付いたクルマは保険が9%も安くなるって聞いてたのに保険料が安くならなかった?
ちょっとの手間で安くなる方法を教えます。
各自動車メーカーからいろいろな衝突回避ブレーキ付きの新車が発売されています。全くの新型車に装着されていることもあれば、マイナーチェンジや改良でオプション設定されることもあります。基本的には後付けできませんね、今のところは。できるとしても、配線やセンサーその他もろもろで100万はかかるでしょうね。
トヨタ調べでプリウスのToyota Safety Sense P付の車両は非装着車に比べて追突事故の発生件数が6割減り、更にインテリジェンスクリアランスソナー(ICS)装着車は非装着車に比べて追突事故が9割も減ったというデータがある。
今回は自動車保険の割引の仕組みを調べてみました。
目次
用途車種が自家用の普通・小型・軽四輪乗用車で下記の条件を満たすクルマに割引が適用されます。
自家用普通乗用車・自家用小型乗用車の場合
自家用軽四輪乗用車
ASVは『Advanced Safety Vehicle』の略で『運転者の安全運転を支援するシステムを搭載する自動車』のことです。
AEBは『Autonomous Emergency Braking 』の略で『自動車が前方の障害物を回避する為、または衝突速度を下げる為に自動でかけるブレーキ』のことをいいます。
メーカーによって様々な名前となっております。代表的なシステムは以下のようなものがある。
自動ブレーキ一覧
トヨタ | Toyota Safety Sense |
ホンダ | Honda SENSING |
ニッサン | エマージェンシーブレーキ |
三菱 | 低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム |
スバル | アイサイト |
マツダ | アドバンスド・スマート・シティ・ブレーキ・サポート |
スズキ | デュアルセンターブレーキ |
ダイハツ | スマートアシストⅢ |
以上のような様々な名前で自動ブレーキが各メーカーで採用されている。性能は一長一短があり今のところ万能な自動ブレーキはまだ開発されてはいない。しかし各メーカーとも新型車が出ると必ずと言っていいほど新技術の導入により、改良型の自動ブレーキを採用している。
主観ではあるが、トヨタのToyota Safety Sense にインテリジェンスクリアランスソナー(ICS)を付けた車かスバルのアイサイト搭載車が現状では最高のシステムとパフォーマンスだと思っている。
話しを戻すが何故自動ブレーキのクルマに買い替えたのに保険の割引が効かないか?
理由は2つある。
型式が発売されて3年以内かどうか?
通常、フルモデルチェンジで発売されるクルマは新しい型式モデルになる。しかしマイナーチェンジや改良だと従来と同じ型式で発売される事もある。そうなると3年以上前から型式が存在しているので割引が効かない。
しかし例外もある。例えばヴォクシーやノアのハイブリッドにエアロモデルの『Z』や『Si』が追加されて自動ブレーキが搭載された。ガソリン車のグレードは従来の『ZRR80W』だが、ハイブリッド車は『ZWR80W』という新型式をまとって新グレードとして発売された。同じヴォクシーやノアを買ってもハイブリッドのエアロモデルのみASV割引が適用されるというわけだ!
他にもカローラフィールダーの1.5ガソリン車の2WD車のみエンジン型式がマイナーチェンジで変更となり、車両型式も変更となったのでガソリン2WDのみASV割引の適用を受けるものもある。
ASV割引自体が2018年1月以降に始まった割引なので、自動車保険自体も2018年1月以降の始期日ではないと割引が効かない。なので、2017年以前に自動車保険を契約しているとそもそもの割引項目自体がない。
*始期日:自動車保険の責任開始日。わかりやすく言えば保険の始まる日
なので自動車ブレーキ付きの新車に買い替えた人の中で自動車保険を2017年以前に契約した人は、割引が効きません!
まず継続の時期を待つ。ただそれだと自動ブレーキ割引の期間が終わってしまうことも。せっかくの割引が終わってしまうなんてもったいない!
中途更改して入り直す!
でもせっかく無事故割引がきいてるのにもったいないよ?
割引はそのまま引き継げます!
解約した日付で、今の契約を引き継いで入り直すので割引は無くなりません!
この機会に他の無駄なところも一緒に見直したら保険料が更に安くなるチャンス。いろんな保険会社をいっぺんに比べられて便利。継続の時期以外でも積極的に見直しが必要。知らないと損しますよ!↓↓↓↓
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