ずいぶん前からヴェルファイアはオークションで高い値段で取引されている。理由は海外での人気が凄まじいからだ。アルファードとヴェルファイア、どちらを選ぶ?販売台数はどちらが多いのだろう?リセールバリューに違いはあるのだろうか?
ヴェルファイアはかなり前から大人気だ。海外相場を睨んで選ぶならばエアロモデルの2.5Z"Gパッケージ"が鉄板ともいうべき存在だ。このグレードにどんなメーカーオプションを付ければいいかを調べてみた。
ヴェルファイアの海外での人気は以前から高かった。しかしモデルチェンジでアルファードのフロントマスクの押し出し感が増すと、アルファードの人気が肉薄してきている状況だ。
国内ではヴェルファイアの発売以来、ちょっとヤンチャなイメージのヴェルファイア、ラグジュアリーなイメージのアルファードと棲み分けができていた。しかし今回のモデルチェンジで両者とも押し出し感の強いヤンチャなイメージがあり、ますます選ぶのに迷うようになってしまった。
基本的には好きな方を買うのが一番。
人気グレードと人気オプションを押さえておけば手放す時に買取価格が跳ね上がる。それは海外での需要が高い装備をつけておくことである。
特にこだわりが無ければ海外の人気グレードを購入しておいた方が次回の下取りの時に数十万円の違いが出る。上手くいけば新車並みの価格で売却できることも!?
ヴェルファイア2.5Z"Gパッケージ"7人乗り
4,362,120円
型式 DBA-AGH30W-NFXSK(C)
ガソリン車 2WD 2.5L
ボディカラー
• ホワイトパールクリスタルシャイン(070)
メーカーオプション
• スペアタイヤ
• デジタルインナーミラー
• ツインムーンルーフ
• 三眼LEDヘッドライト
• AC100V電源
ディーラーオプション
• 10インチTコネクトナビゲーション
• 12.1インチ後席テレビ
• ETC2.0
• フロアマット
海外ではアルファードと全く同じグレード、装備が人気だ。ポイントはやはり2.5Lのガソリン車を選ぶこと。日本国内はハイブリッド人気が絶大だが海外では補給部品の関係などからガソリン車の方が修理しやすく、部品の供給もスムーズだからだ。
相変わらずツインムーンルーフは基本だが、最近はスペアタイヤの有無までもがオークション相場に関わってくる。
これも海外での法規対応の問題であると考えられる。
上記のオプションに、予算が許せばナビゲーションをメーカーオプションのナビに変更してシートをこれもまたメーカーオプションのブラック本革シートにすれば、超鉄板グレードの出来上がりだ。
ただ海外の人気は移り変わりやすいので、この仕様がいつまで高値で売れるかは自己責任でお願いします。
余談だが新車の納期が4ヶ月以上かかっている現状では、中古車のオークション相場が新車以上の価格で落札されている。過去にもC-HRやプレミオ、アリオン、アクシオ、ランドクルーザープラドなど新車以上の価格で流通しているクルマはあったがアルファード、ヴェルファイアは高値がここ数年ずっと続いている。
新車は高いが下取価格も他の車種とは比べものにならないほど高いので、次々と新車に乗り継いでいける。1台目さえ何とか手に入れれば次からは小型車並みの支払いでいけるので、かなりのお得なクルマであると言えます。
ヴェルファイアをディーラーに下取りに出しても新車より高い値段では当然下取ってくれません。専門の買取店に相談してください。かなりの高値で売れるクルマです。